ここが知りたいREACH規則

ここが知りたいREACH規則

EUの化学物質関連規則を統合するREACH規則について紹介

Q
2008年12月26日更新
Q.139 弊社はEUに製造工場をもつ化粧用具の製造業ですが、このような業者が行うべきREACH手続きの具体的な手順を知りたいと思います。

REACH規則はEUの法規制であり、EU域内の企業・人に義務を課しています。日本企業はEU域外のため直接の義務がありません。

貴社の場合は、EUの現地法人がその義務者となります。貴社現地法人の義務は輸入者と製造者の2つがあります。
 現地法人がEU化粧品法に該当する製品を製造していても、REACH規則では調剤の場合の情報提供義務が免除されますが、登録義務は残ります。

ご質問で例示された製品は成形品(アーティクル)に分類されると思います。成形品の義務は、意図的放出物質の登録とSVHCの届出です。SVHCの一部は化粧品にも使われる可能性があります。SVHCのムスクキシレンは香料成分として利用される場合があります。従来から使用されていましたが、SVHCに指定される可能性があります。
 意図的放出がなければ登録不要、SVHCを0.1%以上含有していなければ届出不要です。

対応は、現地法人の法務担当と連携をとることが肝要に思えます。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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