本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

REACH検索

Q.133
弊社は最終セットメーカです。欧州へ輸出する成形品の梱包材にSVHCが含有している場合について教えてください。1つは個別梱包の場合、0.1wt%の濃度分母は、成形品+梱包材の合計質量でしょうか?梱包材のみの質量でしょうか?(ここでいう梱包材とは、段ボール箱、ポリ袋、ガムテープなどを含みます)。もう1つは、集合梱包の場合(例:個別梱包10個を集合箱へ収容し輸出。個別梱包100個をパレットに載せ輸出)、収容箱やパレットの質量はどのように計算に入れるのでしょうか?

A.133

まず梱包材にSVHCが含有される場合の濃度計算の指針については、2008年5月26日にECHA(欧州化学物質庁)から「成形品に含まれる物質に関する要求事項についてのガイダンス(Guidance on requirements for substances in articles)」が公表されています。その第2章の「REACHにおける成形品中の物質に対する要求」の中で、「成形品に含まれる物質の届出義務は、輸入商品の包装として、別々に製造または輸入される包装材にも適用される。包装材は、それが包んでいるすべての対象物から分離して評価される。」と記載されています。

したがって、梱包材にSVHCが0.1wt%以上含有されている場合の濃度計算を行う場合の分母の質量は、当該「梱包材」のみとなります。

集合梱包の場合ですが、収容箱とパレットを分けて考えてみます。

(1)収容箱の場合
 収容箱はそれ自体が成形品となりますので、収容箱の重量を分母として、含有されるSVHC濃度計算をします。その結果SVHC濃度が0.1wt%以上含有されるのであれば、情報情報伝達義務が発生します。

(2)パレットの場合
 パレットもそれ自体が成形品ですので、パレットにSVHCが0.1wt%以上含有される場合は、収容箱と同様の処理となります。

上記のとおり、梱包材については、個別梱包材および集合梱包材については、それぞれ別々にSVHCの濃度計算を行ってREACH規則対応を行うこととなります。

中小企業の方を対象として、海外ビジネスに関する質問を無料で受け付けています。
中小機構「中小企業国際化支援アドバイス

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


このページの先頭へ