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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.100
原料を2社から購入しています。1社は予備登録の約束をしてくれましたが、もう1つの購入先は、未定との返事がきました。EUへの輸出量は合わせると1t以上になりますが、弊社も予備登録をした方がよいでしょうか?

A.100

ご質問の様子から判断しますと、貴社は、EU域外の調剤の加工者もしくは成形品の生産者のいずれかであると思われます。以下、調剤加工者の場合と成形品の生産者の場合に分けて回答いたします。

1. 貴社が調剤の加工者である場合(輸出製品が調剤の場合)

調剤の場合は、上流で物質が登録されていない場合には、当該物質を登録する必要があります。貴社は現在、物質購入先として2社購買を採用されています。そのうち、1社(A社と仮称)は予備討論を約束しており、もう1社(B社と仮称)はその点に関し、未定だとのことです。

物質を予備登録される購入先(A社)の分は、予備登録は不要です。ほかの購入先(B社)の分が1t以上であれば、予備登録が必要となります。B社の分が1t以下であれば、予備登録の必要はありません。 しかし、1t以下でも、SIEFでの情報提供の義務がありますが、予備登録をするのも1つの手です。

貴社の立場からすれば、B社にも登録(予備登録)をしてもらうことが最善の条件となります。しかし、B社が現在の考えを改めず、登録(予備登録)する意思が変わらない場合の対策として以下の2つの方法のご検討を提案いたします。

(1)2社購買をされている事情(危険分散、業者の供給能力、そのほかの政治的理由等などが分かりませんので、強くは言えないのですが、事情が許せば、購入先をA社に集約してすべてをA社から調達する。

(2)上記の(1)が不可能な場合は、貴社の輸出先(EU内企業)もしくは、貴社が任命する唯一の代理人にB社扱い物質の登録を依頼する。

上記の(1)、(2)のいずれかが実現できれば、貴社が取り扱っておられる物質はEU市場で登録(予備登録)され、問題なく貴社製品(調剤)はEU市場で販売することが可能です。

2. 貴社が成形品の生産者である場合

貴社の成形品から物質の意図的放出が予定されていて、当該物質が年間1t以上であれば、貴社(成形品の輸入先)が当該物質の登録を行う必要があります。この場合、その用途についてすでに登録されていれば、この登録の必要はありません。(したがって、A社の登録に貴社の用途を入れてもらうことができれば、貴社は登録が不要となります。)

また、成形品中の物質にSVHC候補物質に該当する物質が存在し、濃度が0.1wt%以上で、年間1t以上の量であれば、当該物質は届出の対象となります。ただし、その用途についてすでに登録されていれば、この届出も必要ありません。

なお、生産量に関わらず、濃度0.1wt%以上のSVHC候補物質を含有する成形品の場合、川下使用者や消費者への物質の安全な使用に関する情報伝達の義務も生じますので間違えることなく、正しい対応が必要となります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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