ここが知りたいREACH規則

ここが知りたいREACH規則

EUの化学物質関連規則を統合するREACH規則について紹介

Q
2008年6月30日更新
Q.48 指令67/548/EECに基づいて届出された物質とは、ELINCSに届出されている物質とのことですが、ELINCS登録物質と指令67/548/EEC附属書I掲載物質との関係はどのようになっているのでしょうか?

指令67/548/EECの第6次修正(指令79/831/EEC)により、新規化学物質の届出制度ができ、これに基づいて、既存化学物質と新規化学物質に分類されています。1971年1月1日から1981年9月18日の間に、欧州市場にあった化学物質約10万品目が既存化学物質として、EINECSに掲載されています。正式なリストは、1990年6月15日の欧州官報OJC No.146Aに公表されています。既存化学物質(EINECS掲載物質)は現在、凍結されており追加・削除されることはありません。

他方、1981年9月18日以降に、指令67/548/EECの第6次修正(指令79/831/EEC)に基づいて届出され、上市された化学物質が、新規化学物質として、ELINCSに掲載されているものです。また、指令67/548/EEC附属書I掲載物質は、本指令の基準に従って評価をして、危険とされる化学物質が掲載されています。

つまり、EINECS、ELINCS掲載物質の中で、これまでに危険と判断された化学物質が掲載されています。

今後、REACHの登録に際して、指令67/548/EECに基準に従って、危険有害性と判断される物質は、指令67/548/EEC附属書I に追加されてゆくことになります。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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