ここが知りたいREACH規則

ここが知りたいREACH規則

EUの化学物質関連規則を統合するREACH規則について紹介

Q
2008年6月30日更新
Q.47 予備登録はEUに輸出する可能性のあるすべての化学物質に対して行うべきですか?それともEUに現状輸出している化学物質だけでよいのでしょうか?予備登録をしていない化学物質1t未満を初めて上市する際に何か手続きは必要ですか?

段階的導入物質は、予備登録すれば、トン数帯に従って、登録の期限猶予が与えられますが、予備登録は必須ではありません。予備登録をせずに、直ちに登録することもできます。また、2008年12月1日以降に初めて1t以上輸出する場合は、輸出後6カ月以内に、かつ、それが、トン数帯で決められている登録期限の12ヵ月前に、予備登録で求められる情報を提出すれば、そのトン数帯の登録期限までに登録することが認められています。

したがって、輸出する可能性のあるすべての物質を予備登録する必要はありません。また、1t未満の輸出であれば、登録の義務はありません。

なお、登録義務は1企業当たり年間1t以上ですが、年間のトン数は次の計算によります。

  1. 段階的導入物質で2004年以降継続して輸出している場合
    過去3年間の輸出の平均値を、その暦年のトン数とします。すなわち、2004年、2005年、2006年3年間の平均輸出量が2007年の輸出量になります。2007年以降1t以上ですと、予備登録することにより登録期限に猶予が与えられています。
  2. 段階的導入物質が3年連続で輸出していない場合
    その暦年の輸出量をトン数とします。
  3. 非段階的導入物質の場合
    登録する暦年の予測輸出量で計算されます。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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