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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

REACH検索

Q.44
電気・電子機器などの製品の筐体に使用される樹脂成形部品は通常の使用条件において、その部品からの物質の意図的な放出はないのが一般的です。
このような場合、この成形部品のEUへの輸入量が年間1tを超えている場合でも、REACHの登録対象外ということになるのでしょうか?

A.44

REACH規則における成形品に関する登録条件は、成形品に含まれる物質が対象となっており、成形品自体の総量ではありません。成形品に含まれる物質が以下の条件を満たす場合、登録が必要となります。

  • 成形品中に含まれる物質が年間1tを超える。
  • その物質が通常のまたは当然予想される使用条件で意図的に放出される。

上記の条件は、物質が意図的に放出される場合、成形品単位ではなく、貴社全体の成形品に存在する当該物質の総量が対象となります。

ご質問のケースにおいて、樹脂成形部品に意図的放出がないことが確認できていれば、成形品に含まれる物質が年1tを超えていても登録する必要はありません。

ただし、成形品に含まれる意図的放出物質が年1tを超えている場合、その物質が使用されるサプライチェーン単位で、川上の関係者が唯一の代理人(Q&A16参照)によって、その用途で登録していることを確認する必要があります。
 その物質が登録されていない場合は、貴社がEUの輸入者に登録手続きを依頼するか、貴社が唯一の代理人を立てて登録する必要があります。

なお、すでにその用途で登録されている場合を除き、成形品に含まれる物質が「極めて高い懸念のある物質(SVHC)」で、以下の条件を満たす場合、届出の必要が生じます。

  • 物質が成形品の中に生産者または輸入者当たりで合計して年間1tを超える
  • 物質が成形品の中に重量比(w/w)0.1%を超える濃度で存在する

ただし、生産者または輸入者が、廃棄を含む通常の、または予測可能な使用条件下で、人または環境へのばく露を排除できる場合には、届出の必要はありません。
 なお、成形品に含まれる物質が上記bに該当する場合は、トン数に関係なく、生産者または輸入者は、成形品の消費者からの求めにより、安全に使用を可能にする情報を提供しなければなりません。

そして、消費者からその情報に関する要求を受けてから45日以内に、無料で 関連する情報を提供しなければなりません。

この義務は2007年6月1日から生じています。
 なお、登録は企業全体の放出量とし、届出は濃度については成形品の品種別となり、SVHCの量は企業全体となります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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