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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

REACH検索

Q.9
成形品に特定物質が0.1%以上含有する場合は、登録が必要と言われています。通常は、成形品の製造前に物質は登録されていると思われますが、具体的にどのようなことを言っているのでしょうか?

A.9

REACH規則の基本は物質登録であり、年間1t以上の物質は登録が必要です。調剤や成形品そのものは登録対象ではありません。しかし、成形品(Article)については、成形品に含まれる物質の「登録」または「届出」が必要になります(REACH規則第7条)。

1.「登録」の要件

含有物質が次の条件を満たす成形品の製造者・輸入者は、含有物質についての登録が必要です。

  • 成形品中の総含有量が、年間1t以上(製造者・輸入者当たり)
  • 通常もしくは予想される使用条件で、環境中に放出が意図されている

2.「届出」の要件

含有物質が以下の条件を全て満たす成形品の製造者・輸入者は、含有物質についての届出が必要です。

  • 成形品中の総含有量が、年間1t以上(製造者・輸入者当たり)
  • 成形品に含有する物質の濃度が0.1wt%超の場合
  • その物質が、第57条のCMR物質(発がん性、変異原性、生殖毒性)、PBT物質(残留性、生体蓄積性、有毒性)、vPvB物質(非常に高い残留性、非常に高い生体蓄積性)などに該当する高懸念物質で、
  • Annex14にリストされる候補物質(「認可対象候補物質」)(2008年5月31日現在は未定)

届出すべき情報は、以下のものです。

  • 製造者・輸入者に関する情報、連絡先
  • 第20条第1項に規定される登録番号(可能であれば)
  • 化学物質関連情報
  • 物質の分類
  • 成形品の使用に関する情報
  • 物質の数量範囲(1〜10t、10〜100tなど)

3.届出不要の要件

成形品の製造者・輸入者が、正常もしくは通常予想される使用条件(廃棄を含む)において、成形品中の化学物質が環境中に放出されるのを排除できる場合。

以上の通り、成形品に関する義務としては2つの義務があります。ご質問にある特定物質とは、認可対象候補物質(高懸念物質)のことで、この「認可対象候補物質」が、成形品に年間1t以上、濃度0.1wt%超であれば「登録」ではなく「届出」が必要となります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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