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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.8
REACH規制の取扱量について以下の場合の対応について教えてください。材料メーカーから購入した原料の中に不純物として、登録対象物質が含有されているが、その不純物の含有量が0.1wt%未満のため、登録や届出がなされておらず、MSDSにも記載されていない場合、当社はその不純物が含有されていることを知らずに使用してしまいます。当社が当該材料を使用して、成形品を生産し、含有している不純物が年間1t以上となった場合については、どのように管理していくべきでしょうか。

A.8

REACH第7条の成型品中の物質の登録および届出のポイントは次になります。

<登録要件>

成形品(アーティクル)の生産者または輸入業者は成形品中の物質について、以下のすべての条件が満たされれば登録しなくてはなりません。

  • その物質が成形品中に1年当たり1t以上存在する
  • その物質が通常または当然予想される使用条件での放出が意図される

「Guidance on registration」によれば、「調剤中の物質の量の計算は、調剤の総トン数に成分分率を掛けて求める。この値(成分含率)は、調剤の安全性データシートから求めることができる」と説明されています。

REACH規則では、1wt%以下(PBT、vPvBについては0.1wt%以下)の調剤中の不純物については情報の提供をしなくてもよいことになっています。換言しますと、ご質問のケースでは、トン数は求められない、すなわち、登録する必要がないと理解できます。

なお、意図的に放出しない場合は、登録する義務はありません。

<届出要件>

成形品中に含有する認可対象候補物質が、以下のすべての条件が満たされれば届けなくてはなりません。

  • 認可対象候補物質が1年当たり1t以上存在する
  • 認可対象候補物質が0.1wt%を超える濃度で含有する(ただし、暴露の回避が可能である場合の届出は不要)

届出対象物質は第59条に規定されている認可対象候補物質が該当します。ご質問のケースですと、成形品中の物質濃度が0.1wt%以下ですから、濃縮をしない限り成形品中の濃度は0.1wt%を超えることはありません。したがって、その場合は、届出は不要となります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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