ここが知りたいREACH規則

ここが知りたいREACH規則

EUの化学物質関連規則を統合するREACH規則について紹介

Q
REACH規則の基礎のきそ
Q.10 REACH規則で「認可」制度があるそうですが、どのようなことですか?

認可制度は、ヒト(人)の健康や環境へのリスクが高い物質を十分に管理し、経済的・技術的に代替可能な物質や技術がある場合にはそれを促進するために導入された制度です。

認可が必要な物質は附属書XIVにリストされます(詳細はQ13を参照)。最終的には、認可対象となる物質は約1,500物質になると言われています。

附属書XIVのリストとして決定されるとき、それぞれの物質に使用期限日(Sunset Date)が決定され、その日以降は認可を得ないと製造(販売)、使用ができなくなります。認可申請は、Sunset Dateの18カ月前までに提出する必要があります。

認可には以下の2つの要件を満たす必要があります。

  • 適切なリスク管理
    ヒト(人)の健康または環境へのリスクが、悪影響を及ぼす閾値未満に適切に管理されていること。
  • 社会経済的便益
    社会経済的便益が人の健康または環境へのリスクを上回り、かつ代替物質や代替技術がないこと。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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