本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

コラム

REACH検索

14.10.10

台湾化学物質管理法の最近の情報から-ラベル・SDSに関わる規則の改正について-

台湾では、既存化学物質リストの整備も一段落したようです。昨年公布された、労働安全衛生法を改正・改名した職業安全衛生法および改正毒性化学物質管理法は、今年末から来年初頭にかけて施行される予定です。

職業安全衛生法については2段階で施行されますが、化学物質の登録に関しては2015年1月1日から施行される予定です1)
 毒性化学物質管理法での化学物質の登録に関する施行規則の草案が、2014年8月25日付で公表されています2)。これによりますと、登録施行日は2014年12月11日となっています。
 両方の施行日の違いがどのようになるかは把握できていませんが、2014年12月11日からは、新規物質に対して改正法が適用されるとして対応されるのがよいと思います。
 なお、これらの詳細につてはまだ十分に精査できていませんので、今後できるだけ早い段階にご紹介したいと思います。

今回のコラムでは、職業安全衛生法に基づくラベル・SDSに関わる規則「危害性化學品標示及通識規則」が公布され、すでに施行されていますのでその内容を簡単に紹介します3)
 この規則は、労工安全衛生法の下で施行されていました「危險物與有害物標示及通識規則」が、職業安全衛生法の改正施行に伴って改正され、「危害性化學品標示及通識規則」と改名されて2014年7月3日から施行となっています。

本規則が適用される「危害性化学品」は、以下のように定義されています。

  1. 危険物:国家標準CNS15030の分類に該当する物理化学的危険性のあるもの
  2. 有害物:国家標準CNS15030の分類に該当する健康有害性のあるもの

旧「危險物與有害物標示及通識規則」では、(一)規則の付表一にリストされたもの、(二)付表一以外の、国家標準CNS15030分類と標示に該当する物理化学的危険性、健康有害性のあるもの、(三)その他、中央主管機関が指定するもの、となっていましたが、GHS分類で物理的化学的危険性、健康有害性のあるものに集約されています。

また、「物質安全資料表」から「安全資料表」と変更されています。パープルブックに準拠して「SDS」に修正さています。

今回の改正で気になりますことは混合物のSDSの成分開示です。認められれば、混合物中の成分名を非開示にすることが出来ることになっていますが、下記の健康有害性の物質については、非開示の申請ができない条文になっています。

急性毒性、区分1、2、3
皮膚腐食/刺激性、区分1
眼に対する重篤は損傷/刺激性、区分1
呼吸器感作性または皮膚感作性
生殖細胞変異原性
発がん性
生息毒性
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
特定標的臓器毒性(反復ばく露)

この規定は、CLP規則の代替名の使用について条項(CLP規則第24条)に類似しています。

また、SDSは常に最新の情報にしておくことが要求されています。旧規則では、更新情報を3年間保存することが求められていましたが、改正規則では、適宜更新するとともに少なくとも3年に1度レビューすることを要求しています。

1)http://www.osha.gov.tw/front/news/261/140
2)http://ivy5.epa.gov.tw/enews/fact_Newsdetail.asp?InputTime=1030825202953
3)http://gazette.nat.gov.tw/EG_FileManager/eguploadpub/eg020120/ch08/type1/gov82/num32/OEg.pdf

(林 譲)

中小企業の方を対象として、海外ビジネスに関する質問を無料で受け付けています。
中小機構「中小企業国際化支援アドバイス

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


このページの先頭へ