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ここが知りたい REACH規則

コラム

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12.01.06

リード登録者ワークショップ

REACH規則によれば、年間100t以上1000t未満の物質が対象となっている予備登録済みの段階的登録物質の登録期限は、2013年5月31日となっています。
 REACH規則における段階的導入物質の情報交換手段として、SIEF(情報交換フォーラム)があります。このSIEFは、情報方交換によって脊椎動物試験などの重複を避け、登録すべき事業者の間での登録物質の分類と表示の違いをなくす目的で設けられたものです。
 SIEFは、同一の段階的導入物質ごとに作られ、予備登録者は自動的にSIEFの構成メンバーとなります。また、同一物質を複数の事業者が登録する場合は「共同提出」の規定が適用されます。この共同提出において代表者としての役割を果たすのがリード登録者(lead registrants)です。

ECHAは、段階的登録物質の次期の登録期限(2013年5月31日)の準備のための特別支援から便益を得ることをリード登録者に知らせるためにリード登録者に対する働きかけをしてします1)
 リード登録者のSIEFにおける活動や次の登録期限のための準備を明確に支援するためにECHAは連続的な支援活動を提供しています。それら支援活動には一連のwebinarsとその他のトレーニング機会の提供を行う2012年の2つのリード登録者のワークショップが含まれています。ECHAは2011年-2013年におけるwebinarsのための準備スケジュールと2012年2月2日、3日に行われる最初のリード登録者ワークショップ専用のウェブページを公表しています。すべてのwebinarsとワークショップはビデオ録画された後にECHAのウェブサイト上に公表されます。
 SIEFを先導するためのチャレンジに直面している中小企業リード登録者に対する付加的なインセンティブとして、場所と適格性のチェックを条件としてリード登録者ワークショップに出席することを希望する中小企業者の旅費、宿泊費を払い戻しすることを提案しています。
 上述のイベントはECHAのウェブサイト経由で最初に自分自身を名乗り出たリード登録者だけの招待によります。ECHAは自身がリード登録者として届出をしている会社にはREACH規則により既に概略が述べられている以上には特別の責任を求めないことを強調するものと思われます。ECHAはSIEF情報を更に促進するために任命されたリード登録者の名称を個々の同意に基づき公表することにしています(注:名前を公表することに同意した場合、リード登録者は登録ドシエにおいて企業名の秘密を要求することはできないことに注意)。
 企業がリード登録者として通知すると、その企業は専用の援助の対象となることが保証されるだけでなく、登録者がSIEFsで遭遇する可能性のある特定の懸念をECHAが識別するのに役立ちます。さらに、SIEF内における進捗をECHAに報告することにより登録者は市場において以下のような重要かつ確実なものを提供することとなります。即ち、物質が登録されるであろうことのみならず次期登録期限前に提出される物質数を予想しやすくすることで当局を援助することになります。このような理由で、リード登録者の役割がひとつの会社から別の会社に移管される場合、ECHAはウェブフォーム経由でそのような変更を知らされることに大変に感謝します。

2012年2月2日、3日のワークショップは、新しいリード登録者をターゲットにして、ヘルシンキのECHAの会議センターで開催されます。ワークショップの内容は、プログラムの先導的部分である当局の公認利害者組織と一体となって調整されます。

【準備としての話題(Preliminary Topics)】
  • 2010年から学んだ教訓のフィードバック
  • 登録管理
    データシェアリング物質の特定とデータ品質に関する研究、法的義務もまたプレゼン テーションの一部となる。
  • SIEFの形成と挑戦
    ケーススタディと利用可能なツール
【プログラム】

直近のドラフトアジェンダ参照。最終のアジェンダは後日利用可能となる。

【登録】

トータルで300カ所のリード登録者のウェブフォームを使って、当該リード登録者の役割をECHAに報告ずみであるリード登録者向けのワークショップが利用できる。ワークショップへの登録のための招待およびリンクは、彼らの役割をECHAに届けているすべてのリード登録者に対してECHAから送付される。参加者の選択は、早いもの勝ちが基本ベースとなるであろう。しかし、優先順位は、SIEFの形成が未経験であるリード登録者に与えられるであろう。

【ワントウワンセッション】

リード登録者のための付加的なインセンティブとして参加者は、特定の話題に対する支援を提供するECHAスタッフとのワントウワンセッション(個別相談会)に出席することができる。

【トレーニング】

ECHAは、リード登録者のITツール(REACH ITおよびIUCLID)トレーニングを提供する。トレーニングはツール使用について上級と基礎(advancedとbasic)の2つのモジュールに分かれている。登録されている参加者は、1月にトレーニングに対する契約について詳細な情報を受けることになる。

【ウェブストリーミング】

ワークショップはウェブで流されます。ウェブストリーミングのためのリンクは、イベント開始24時間前にこのページ上で公表されます。

1)http://echa.europa.eu/en/web/guest/view-article/-/journal_content/bc5be3d5-82cb-4310-933d-cb3a1936c224

(瀧山 森雄)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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