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ここが知りたい REACH規則

コラム

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09.09.25

改正玩具指令について

現行の玩具指令(88/378/EEC)改正する指令(2009/48/EC)が2009年6月18日に採択され、6月30日に公布されています。法令の規定に従い、公布から20日後の7月20日に施行されました。

  1. 改正玩具指令の規定では、加盟国は2011年1月20日までに国内法を制定し2011年7月20日から施行します。
  2. 現行の玩具指令は、第2条(1)および附属書IIパート3を除き、2011年7月20日に廃止されます。
  3. 改正玩具指令は、現行の玩具指令(88/378/EEC)に従って、2011年7月20日以前に上市された玩具には適用されません。
  4. さらに、現行指令(88/378/EEC)の附属書IIのパート3に規定されている化学物質特性要求に適合し、2013年7月20日以前に上市されている玩具は、改正指令の附属書IIパートIIIに規定されている化学物質特性要求を除き、この指令の要求に従っている玩具は市場に流通することができます。

新しい玩具指令における製造者の義務について以下に記します。

製造者の義務(第4条)

玩具を上市する場合、製造者は当該玩具が基本的安全要求(第10条)および特定安全要求(附属書II)に従って、設計・製造をしなければなりません。

  1. 第21条に従って、要求される技術文書を作成し、第19条に従って適用可能な適合評価措置を実行しなければなりません。
  2. 当該措置により、適用可能な要求を用いて玩具のコンプライアンスが実証される場合、製造者は第15条に言及されているEC適合宣言を作成し、第17条(1)に規定されているCEマーキングを玩具に貼付しなければなりません。
  3. 技術文書とEC適合宣言は、玩具が上市されてから10年間保存しなければなりません。

玩具の基本安全要求(第10条)

  1. 玩具が基本安全要求(第10条(1)第2セクション)および特定安全要求(附属書II)に従っていない場合、加盟国はそれらの玩具が上市されないようあらゆる措置をとらなければなりません。
  2. 化学物質を含有している玩具が設計意図どおりに、または子どもの振舞いを想定した方法で使用される場合、使用者又は第三者の安全が妨げられてはなりません。
     特に36カ月未満の子どもやその他の特定の年代のグループが使うよう意図された玩具の場合は、使用者が適切な場合、その監督者の能力が考慮されるべきです。
     玩具に貼付されたラベルや取扱説明書が、玩具使用中の固有の有害性と危害のリスクやそのような有害性とリスクを回避する方法について、使用者やその監督者の注意を喚起するようにしなければなりません。(第11条(2))
  3. 上市された玩具は、予想できる通常の使用期間中、基本安全要求を満たさなければなりません。

技術文書(第21条)

  1. 第4条(2)に言及される技術文書は、玩具が第10条および附属書IIに規定される要求への適合を確実にするため、製造者が使用するあらゆる適切なデータや詳細な手段を含んでいなければなりません。特に附属書IVにリストされている文書を含んでいなければなりません。

EC適合宣言(第15条)

  1. EC適合宣言は、第10条と附属書IIに規定されている要求の実現が証明されたことが記載されるべきです。
  2. EC適合宣言は、少なくとも玩具指令の附属書IIIに特定される要素とDecisionNo768/2008/ECの附属書IIに規定されるモジュールを含み、継続的に更新されなければなりません。玩具指令の附属書IIIにはモデル構造が規定されています。EC適合宣言は、玩具が上市され利用可能となるマーケットの加盟国が要求する言語で表記しなければなりません。
  3. EC適合宣言を作成することによって、製造者は玩具のコンプライアンスに対する責任を果たすことになります。

CEマーキング貼付に対する規則と条件(第17条)

  1. CEマーキングは、見やすく、読みやすくて消えにくいように玩具、貼付ラベルまたは包装に貼付しなければなりません。小さい玩具や小さな部品類で構成される玩具の場合、CEマーキングは、代替としてラベルまたは添付されるリーフレットに貼付しても構いません。陳列台の中で販売される玩具のように技術的に貼付が不可能な場合、または陳列台が本来、玩具の包装として使用されているような場合では、CEマーキングは陳列台に添付しても構いません。CEマーキングが包装の外部から見えないようなことがある場合は、CEマーキングを包装に貼付するべきです。
  2. CEマーキングは玩具の上市前に貼付しなければなりません。場合によっては、その後に特定のリスクまたは使用を指定する絵表示(ピクトグラム)、もしくはその他のマークが貼付されることもあります。

EC適合宣言(附属書III)

  1. No(玩具を特定する)
  2. 製造者または権威ある代理人の名称および住所
  3. この適合宣言は製造者の独自の責任のもとで発行されている。
  4. 宣言の目的(トレーサビリティ可能な玩具の特定)。玩具の特定を可能にする十分なカラーイメージを含む。
  5. 4項に記載した宣言の目的は適切な共同体調和法令に適合する。
  6. 使用した適切な調和標準のリファレンスまたは適合宣言に関連する使用のリファレンス
  7. 適用可能であれば:届出主体  (名称、No)、実行(記述への介入)、証明書発行
  8. 付加的情報
      署名
      (発行場所と日付)
      (名称、機能)/(署名)

(瀧山 森雄)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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