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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

コラム

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09.07.10

'which one and which status?'とは

「Please confirm us that your suppliers are memberships of a SIEF group- which one and which status? このような問合せが突然舞い込んできました。これは何でしょうか」という質問が幾つも届きました。差出人はバイヤーからもあるようですが、SFF(SIEF Formation Facilitator SIEF編成推進者)からのものが多いようです。
 SIEFの目的は、同一物質のデータの共同提出です。このため次項が実施されます。

  1. 登録の目的のために潜在的登録者間で指定された登録情報の交換を容易にし、調査の重複を避ける。
  2. 潜在的登録者間に物質の分類と表示が相違する場合に分類と表示を合わせる。

2008年12月1日に予備登録が終了し、約14万物質について約275万件の予備登録がされました。SIEFの編成は10社以下が約9万物質、1000社〜5000社が約100物質、5000社以上が2物質です。予想以上の件数、物質数であって、物質名違いなどの登録ミスも多くあり、SIEFの編成も確定できない状況です。

1000トン以上の段階的導入物質の登録は2010年12月までですからSIEFの活動も急がれています。流れとしては、予備登録するとPre-SIEFメンバーになり、次いでSIEFメンバーになりますが、この世話役がSFFです。SFFはREACH ITのSIEF Formation Facilitator (SFF)にチェックマークを入れることによってなれます。先導登録者(Lead Registrant )も同様にチェックマークを入れることでなれます。

ただ、特定のコンサル会社が数多くの物質についてSFFや先導登録者に名乗りを上げて、物議を醸しているとの情報もあります。
 大規模なSIEFでは、SFF、先導登録者、活発な取組み者や限定されたメンバーでSLT (SIEF Leadership Team)が編成されます。SLTには、リソース(お金とコンサルタント)を割り当て、監視、管理、経過報告、リソース、同意された提出物に関する決定権が与えられます。SLTがSIEFの運用をします。

Pre-SIEFからSIEFに異動するには、物質の特定をして、しかるべきSIEFに参加します。SIEFの中でも、上述のように、先導登録者、SFFや活発に活動する者や川下ユーザーでサプライチェーンの上流での登録を待っている者など、様々な状態になっています。

SFFが予備登録者に次のアンケートをとっています。雛形が欧州化学協会(Wordファイル)にあります。

which one :物質を特定し参加するSIEFは決まったか
  which status :SIEFの中での取り組みで、次のどれであるかを調査しています。

  1. Leading  リーダー企業
  2. Involved  積極関与
  3. Passive   受身
  4. Dormant  休眠

SIEFはREACH規則の当局が運用するものではなく、コンソーシアムの取り組みですが、このアンケートには応える必要があります。

一方、本来はSFFの調査ですが、日本国内では、川下ユーザーが購入品の調査の一環で、予備登録通知物質についてサプライヤーに出す例もでているようです。
 さらに、SFFの特権で、アンケート時に登録には不要の情報提供要望をするとの噂もありますので、差出人を確認して回答する必要があります。

(松浦 徹也)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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