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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

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09.03.06

GHSに関する最近のニュースから

昨年暮れのEUの分類・表示・包装に関する新規則の公布、台湾の施行などで、いよいよGHS(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals:化学物質の分類・表示の世界調和システム)の導入が本格化してきました。
  GHSでは、化学物質の分類・表示・MSDSなどのルールを記載していますが、その実施方法は各国に任されています。例えば、その実施日については暫定期間を設けてもよいことになっています。このため、実務的には各国・地域の法規制などの相違に注意を払わなければならない煩わしさがあるように感じます。

EUでは、物質については2010年12月1日から、混合物については2015年6月1日から、新規則が適用されます。中国では、分類、表示やMSDSに関する国家標準が出されていますが、推奨標準として、2009年2月1日に実施になっているGB/T16483-2008、GB/T22234-2008があります(詳細は、2009年1月16日、および2月13日付けコラムをご参照ください)。

台湾では、「毒性化学物質表示および物質安全資料表弁法」および「危険物および有害物の表示ならびに周知規則」が2008年12月31日から施行され、GHSの対応が義務付けられました。

ところが、2009年2月3日(中華民国98年2月3日)に行政院労工委員会から地方労安局に下記の内容の行政命令が出されています1)。(筆者意訳)。

1.危険物と有害物標示周知規則では、2008年12月31日から第1段階として1,062種の物質に優先適用したことについて、事業単位が転換過渡期1年以内は新旧の標示および周知措置を併用することができる、ということを通知するのでご承知願います。

2.貴単位においては上記規則の施行日を2009年12月31日までに定めて強力に宣伝および指導し、事業単位が処理に従うことに協力してください。

2009年12月31日までは、1年間のGHS対応の猶予が与えると理解できますが、この行政命令は地方労安局に出されていることが気になります。すなわち、2項では「貴単位には2009年12月31日までに施行日を定め、管理するように」に通知していること、および、「毒性化学物標示および物質安全資料管理弁法」も2008年12月31日に施行されていることを考えますと、できるだけ早い対応をしておく方がよいように思えます。

1)「危險物與有害物標示及通識規則」自97年12月31日起第一階段優先適1062種危害物質、事業單位於轉換過渡期一年新舊標示及通識措施得併行_980203」
  http://ghs.cla.gov.tw/tw/AnnounceData3.asp

(林 譲)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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