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ここが知りたい REACH規則

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10.02.19

米国EPAが鉛の監視網の拡大を提案

EPAは2009年12月23日に鉛の暴露から被害を受けやすい住民を保護するために鉛の大気中品質の監視網(monitoring network)の拡大を提案しました。
 http://www.epa.gov/oar/lead/fs20091223.html

【行動(ACTION)】

米国環境保護庁(EPA)は2009年12月23日に大気中に浮遊する鉛測定の大気監視要求の改定を提案しています。この規則修正は2008年11月に確定している改正国家大気品質標準(NAAQS:National Ambient Air Quality Standards)への準拠性をさらに良く評価するために鉛監視網を改善するものです。改正標準は従前の標準より10倍厳しいもので、特に子供のような高リスクグループに対する健康保護を改善するものです。

EPAは鉛の排出監視の閾値として0.5t/年(tpy)に変更することを要求しています。

鉛品質監視当局は、鉛の排出施設の周辺に大気品質監視所の設置を検討するにあたり上述の閾値を勘案して決定します。現在の鉛の排出閾値は1tpyであり、EPAは排出閾値の代替案についてのコメントを求めています。EPAは、鉛の監視サイトは現在の人口5万人かそれ以上のコアベースの統計エリア(Core Based Statistical Area:CBSA)に設置することを改めてNCoreネットワーク(NCore Network)サイトから構成されるサイトでの鉛監視を要求しています。この要求に基づいてNCoreサイトにおける鉛監視が2011年1月1日から行なわれます。NCoreネットワークには、大気品質の条件と汚染影響の理解、排出制御戦略の発展と長期間の健康調査の支援によって、NAAQS の達成決定に有効なデータを供給するための長期間の複数汚染監視網とすることが意図されています。

NCoreネットワークは2011年1月1日までには十分に活用ができるようになります。およそ80サイトで構成され、そのうち60サイトは都市部に残りの20サイトは郊外部に設置されます。ピストンエンジン航空機に使用される燃料は依然として鉛が含まれています(商用機には鉛含有燃料は使用されていません)。結果としてEPAは排出源志向の鉛監視が必要かどうかを決定する時にはその他の鉛排出に対して個別に空港を取扱うように要求しています。EPAは、空港に対する代替排出閾値の設定に有効なデータの活用についてコメントを要求しています。

以上のような要求変更により、EPAは、既存の鉛監視網をおよそ140サイトに拡大するだろうと見積もっています。要求は、鉛監視網に対する2008年要求を以下のように修正しています。

  • 大気中浮遊鉛の発生源周辺に160の監視要求の追加
  • NCoreステーションにおける80の監視要求の追加
  • 人工50,000人もしくはそれ以上のCBSAにおけるおよそ100監視所の要求取下げ

【背景(BACKGROUND)】

鉛監視網はNAAQSに準拠していることを評価するために戸外空中の鉛濃度の測定を行ないます。EPAは2008年10月15日に発行した規則において標準を強化しています。

初期標準(健康基準)は1.5μg/m3から0.15μg/m3となり、トータルな浮遊粒子(TSP:total suspended particles)として測定されます。EPAは、初期標準と同様の第2期標準(福利基準)を決定しています。

EPAは、2009年1月に環境財団ミズーリ連合、自然資源保護協会、児童鉛害防止連合会および社会責任物理学会から鉛監視要求を再検討するように請願を受けています。EPAは2009年7月22日にこの請願を認めています。この提案書はEPAの鉛監視要求の再検討の結果を反映しています。請願に基づく再検討結果においても改定鉛標準への適合のためのタイムラインや年間1t以上の排出源周辺の鉛監視所の配置期限の変更は行なわれていません。

EPAは、Federal Registerに発行されてから45日間、提案に対するコメントを受付けています。

さらに、大気中の鉛情報および最近のNAAQS改定については以下の情報があります。
 http://www.epa.gov/air/lead/

(担当 瀧山 森雄)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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