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ここが知りたい REACH規則

コラム

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07.03.23

REACH規則での安全性データシートについて

REACH規則が2007年6月1日に発効して直ちに施行される安全性データシートに関わる規定について紹介します。

1.安全性データシート(SDS)の要求事項

現行のSDSに関する、指令91/155/EECは廃止、指令1999/45/ECの14条は削除され、REACH規則に統合され引き継がれます。

i. 物質あるいは調剤の供給者は、その受取人にAnnex IIによるSDSを提供しなければなりません
  • 指令67/548/EEC,あるいは,指令1999/45/ECの基準による危険物質および調剤
  • Annex XIIの基準による難分解性、生物蓄積性及び毒性物質、あるいは、きわめて難分解で生物蓄積性が高い物質
  • a、b以外の、第59条(1)の手続きで、内分泌撹乱性をもつ物質、難分解性、生物蓄積性、毒性、きわめて難分解で高生物蓄積性であり、不可逆的影響を及ぼすことが特定された、Annex XIVにリストされる物質
ii. 指令1999/45/ECの5、6、および7条の基準による危険な調剤に分類されなくても、以下の場合は、その受取人の要求に従い、SDSを提供しなければなりません
  • 少なくとも1物質が人の健康あるいは環境に有害である物質を、気体状態でない調剤では1wt%以上、ガス状調剤では0.2vol%以上含有
  • 気体状態でない調剤が、少なくとも1物質がAnnex XIIIの基準による難分解性、生物蓄積性および毒性物質、あるいは、きわめて難分解で生物蓄積性が高い物質、あるいは、第59条(1)の手続きで、Annex XIVにリストされる物質を、0.1wt%以上含有
  • 職場曝露限界値のある物質を含有
iii. これまでと同じく、SDSには次の16項目を記載します。
  1. 化学物質等および会社情報
  2. 危険有害性の要約
  3. 組成、成分情報
  4. 応急措置
  5. 火災時の措置
  6. 漏出時の措置
  7. 取扱いおよび保管上の注意
  8. 曝露防止および保護措置
  9. 物理的および化学的性質
  10. 安定性および反応性
  11. 有害性情報
  12. 環境影響情報
  13. 廃棄上の注意
  14. 輸送上の注意
  15. 適用法令
  16. そのほかの情報
iv. SDSは、加盟国の公用語の一つで記載し、無料で書類か電子データで提供します。
v. リスク管理法を変更する必要があるような新しい情報、新しい有害情報を入手した場合、認可あるいは拒絶された場合、制限された場合は、過去12ヵ月以内に提供した受取人には、改定であることを明確にして、新しい情報を提供しなければなりません。
vi. 化学物質安全性報告書が要求されるサプライチェーンの行為者はSDSの附属書に、関連する曝露シナリオ、その特定用途、曝露シナリオにより試験が省略された場合は、その使用に関する条件を記載する必要があります。

2.SDSの提供が必要でない物質あるいは調剤の場合には、2007年6月1日以降の最初の出荷日に、書類か電子データで、次の情報を受取人に提供しなければなりません。

  • 入手できれば、登録番号
  • 認可に関する情報
  • 制限に関する情報
  • そのほか、適切なリスク管理方法を行うのに必要な情報

(担当:林 譲)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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