ビジネスQ&A

ビジネスQ&A

経営者のよくあるお悩み一問一答

Q
宣伝・販促2018.10.18
Q1305. 新メニューを真似られないようにするにはどうすればよいか、教えてください。

 ラーメン店を営んでいます。日々、新メニューの開発を行っていますが、競合する他店から真似をされてしまいます。真似られないようにする方法はありますか。

A.

 当たり前ですが、真似ができない新メニューを開発しましょう。経営者ご自身の経歴を活かして新メニューを開発することにより、そのメニューは貴店にしか提供できないものとなり、結果的に他店には真似ができないものとなります。

【経営者の経歴を活かした差別的優位性】

同じ業界において、提供する商品の品質で大きく優れていれば、それは貴店の差別的優位性となります。他店では提供ができない、もしくは他店で提供しても貴店ほどの価値がなければ、貴店は多くの顧客で賑わうことになるでしょう。しかしながら、同業他社も日々、情報収集や新メニュー開発などの経営努力を行っており、貴店だけが品質で他店を大きく引き離すことは難易度が高いと考えられます。
 また、この差別的優位性が明確になっていないと、価格競争に陥り、資本力の小さい事業者は淘汰されることとなります。これを防止する方法として、品質や価格以外での差別化を図ることがあげられます。
 大きな差別的優位性をもち、他店には真似ができない新メニューを開発する際の観点として、経営者の経歴に注目することがあげられます。品質や価格で差別的優位性を構築するのは困難かもしれませんが、経営者の経歴は人それぞれです。それらを活かした新メニューを開発し、市場に投入することは、他店の模倣が困難になることを意味します。

【経営者の経歴を活かした事例】

あるラーメン店の経営者は、学生時代に学習塾でアルバイトをしていました。その後、その学習塾に就職しましたが、数年後に退職し、ラーメン店を開業しました。そして、これらの経歴を活かし、「学習塾出身の店長が提供する合格ラーメン」というメニューを考案しました。
 このラーメンは、豚骨スープをベースとしています。そのスープに含まれるアミノ酸は、睡眠改善・疲労回復に効果があり、同じく含まれているミネラルには精神安定効果があることから、受験勉強がはかどることが期待されます。
 また、このメニューには多量の魚粉が含まれていますが、魚粉内のDHAには、赤血球や細胞膜を柔軟にし、学習能力や記憶力を司る脳の海馬へ十分な酸素と栄養を届ける働きがあります。さらに、ラーメンに添えられたキクラゲには、カルシウムとその吸収を良くするビタミンDが含まれ、精神の安定にもつながるとされています。
 各種調査から、商圏内の競合他店に学習塾出身の経営者はいないことが想定され、競合他店で豚骨ラーメンは提供できても、「学習塾出身の店長が提供する合格ラーメン」は提供できません。そこで、ホームページやチラシで当該新メニューの告知を行い、差別的優位性の構築に成功しました。
 このような事例を参考に、ぜひとも積極的に、ご自身の経歴を新メニュー開発に活かしてみてください。

フリーワードで探す

無料相談のお問い合わせ