ビジネスQ&A

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経営者のよくあるお悩み一問一答

Q
省エネ2017.11.01
Q1215. 前項のエネファームについて教えてください。

A.

 エネファームとは、家庭用燃料電池システムの統一名称であり、家庭用のコージェネレーション設備として使用されます。電力会社からの常時買電体制の下、燃料電池ユニットにより得た電力を用いることによる家庭用電力の一部補完を前提としていますが、給湯についてはエネファームだけで電力を賄えることが前提です。

エネファームとは、家庭用燃料電池システムの統一名称で、「エネルギー」と「ファーム(=農場)」の造語です。

エネファームは、下図(出典:大阪ガスwebサイト)に示す通り、燃料改質装置により都市ガスやLPガスから取り出した水素と、空気中の酸素をセルスタックで化学反応させて発電します。また、インバーターで交流電源に変換すると同時に、発電時に発生する排熱を熱回収装置で給湯に利用することが出来るため、家庭用のコージェネレーション設備として使用されます。なお、エネファームは電力会社の常時買電体制の下、燃料電池ユニットにより得た電力を用いることによる家庭用電力の一部補完を前提としていますが、一方で、給湯についてはエネファームだけで電力を賄えることが前提であり、風呂利用など給湯需要の多い時でも対応できるよう、貯湯タンクと補助熱源機(ガス焚給湯器)が付設されています。

エネファームの仕組み

エネファームは自宅で発電するため送電ロスがほとんどない上、排熱を利用するため総合エネルギー効率が高く(低位発熱量基準で95%のエネファームが販売中)、発電が化学反応であることから振動や騒音を低く抑えられるなど、省エネ性と環境性に優れています。また、停電時には自動で自立運転に切替え自立運転専用コンセントから電源を供給できる製品もあり、非常時の分散型電源としても期待されています。

さらに、平成27年4月の長期エネルギー需給見通し小委員会の第8回会合(経済産業省資源エネルギー庁)において、2012年度で5.5万台程度であったエネファームに関して、2030年度には530万台程度まで飛躍的な普及・拡大を見込むなど、近年さらに注目が高まっています。

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