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Q1139. プレスリリースを行う方法を教えてください。
 創業35年の婦人用鞄製造業です。これまでOEMとして、カバン製造を行っていましたが、今回初めて自社ブランドを作りました。そのため、一般消費者に広く認知拡大を図ることを目的に、プレスリリースを広報活動手段として検討していますが、ノウハウがありません。どのように行い、またそのためにはどのような準備が必要なのでしょうか。

 初めてプレスリリースに取り組む前に、広告との違いを理解しておく必要があります。また、プレスリリースを作成する際には、タイトル、内容、専門用語、連絡先等に気を配りながら、的確な媒体元に情報発信を行うことが重要です。なお、アウトソーシングを検討する方法もあります。

Q11392017年2月15日

テーマ:宣伝・販促

 本題にお答えする前に、プレスリリースに関して最も多いのが、「広報と広告はどう違うか?」という質問です。まずはその違いをご説明します。

【広報と広告の違い】

 広告は、企業が自社や自社商品・サービス等の認知向上を目的として各メディア(広告媒体)に掲載するものです。そのため、企業がその広告掲載費を各媒体主(新聞社、雑誌社、広告代理店等)に支払うことによって、自分たちの目的に応じた内容をメディアに掲載することになります。
 それに対して広報は、各媒体主がその読者に対して、有益な情報やニュース等を自主的に取材および制作したものを各メディアに配信します。記事内容は各媒体主の取材・編集に基づくため、企業側の訴えたい内容そのものが掲載されるとは限りませんが、読者には客観的で信頼性が高いものと判断されるため、訴求効果は高いと考えられます。もちろん、自社が掲載されたとしても、広告のような掲載費はかからないことも利点と考えられます。このような形で媒体主に対して発信することを「プレスリリース」と呼びます。

【プレスリリースの取組み方】

 上記のように取材を受けるためには、まずは各媒体主に情報を発信することが必要となります。情報を発信しなければ、メディアは企業や商品・サービスを知る機会がありません。普段から受け取っている情報量が多いほうが、取材はしやすくなります。
 プレスリリースを送ることで、さまざまなメディアに自社の情報が掲載されるため、他のメディアの記者や取引先、業界関係者、銀行融資担当者等の多くの方に、自社を効果的にアピールすることができます。

【プレスリリース作成上のポイント】

 プレスリリースの作り方については、実在の名だたる企業のホームページを閲覧いただくことが一番の近道かと思われますが、ここでは基本的なポイントをいくつかご紹介します。

  1. タイトルは伝えたいことを1つに絞り込みます。
    新聞の見出しと同様に、伝えたいことをできるだけ絞り込むことが重要です。
  2. 本文は5W1Hで事実を正確に書きましょう。
    「誰が、何を、どのような目的で、いつ、どうしたのか」という文章構成で正確に書くことによって、記事の内容を細かく理解することができます。
  3. 専門用語は極力使用しないようにしましょう。
    専門用語は、読者側のリテラリーに左右されることが考えられます。できるだけやさしい表現に修正したもので作成するように心がけてください。
  4. 製品の説明と会社紹介、メディアからの問い合わせ先を明確にします。
    貴社に問い合わせが来やすくなるよう、連絡先情報を明示しておくことが重要です。

【プレスリリースを送る】

 世の中には、数えきれないほどの紙・インターネット・電波媒体が存在しています。その中で、広報効果が高く媒体主側に喜ばれる先を選んで送ります。なお、送り方はFAXや郵送等が一般的です。
 貴社の場合は、カバン業界やファッション業界の関連先が考えられます。商品の使用シーンとしては、たとえばスポーツチャネル、ビジネスチャネル等も考えられるでしょう。
 また、貴社ホームページ上にも必ず同様のプレスリリース記事を掲載しましょう。その情報を欲している担当者の目に留まりやすくなりますし、ホームページの充実にもつながります。

【アウトソーシングも検討する】

 なお、このような一連の作業には、ある程度のノウハウと作業労力を要するため、初めて広報活動に取り組む企業には負担が大きいと考えられます。プレスリリースにかかわる業務の代行会社も存在しますので、よく考えて検討されることをお勧めします。

回答者中小企業診断士 横山 和志

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