ビジネスQ&A

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経営者のよくあるお悩み一問一答

Q
ブログ・SNS2017.02.01
Q1135. 情報発信を強化する際の注意事項を教えてください。

 最近、事業承継のあった電気工事店です。工事を中心に新規顧客を増やしていきたいと考えています。ホームページやSNSを活用し、当社の訴求を強めていきたいのですが、情報を発信する際の注意事項や想定されるリスクを教えてください。

A.

 発信した情報が拡散していくことを想定し、プライバシー保護や情報漏えい防止に細心の注意を払うことと、改めて「誰に」、「何を」、「どのように」営業するのか、コンセプトを定め、ターゲット顧客に向けて情報発信をすることをお勧めします。

 ホームページやSNSは、影響力の高い販売促進ツールです。以下に、情報発信で失敗しないためのポイントを説明します。

【誰に伝えるのか】

 貴社の業務は工事の実施ですので、商圏が限られます。また、自社の評価、評判は、お客様の課題を捉え、課題に応える工事をしていくことで、お客様の満足度を高め、地域に広がっていくものと考えます。そこで、地域の新しいお客様へのメッセージを考えます。

【何を訴求するのか】

 ホームページやSNSには、さまざまな内容を盛り込みすぎず、自社の得意とする工事内容を明確に案内し、その工事によってお客様がどうなるのかをシンプルに示します。そして、お客様の売上や利益アップにつながる道筋を紹介し、受注につなげます。

【どのように営業するのか】

 工事については、ホームページやSNSで直接依頼を受けるよりも、情報を発信する中で親しみやすさも訴求し、お客様との対面につなげていくことが重要です。そして、お客様との対面につなぐマーケティングの行動は、情報発信時のさまざまなリスクを低減させる要素にもなります。

【発信と対応】

 情報発信の強化によって、引き合い、問い合わせ、冷やかし等が増えることがあります。以前、特に顧客ターゲットを設定せずに情報を発信したことで、遠方の工事や自社では対応できない工事、手間や販売管理費がかかる工事の問い合わせ等に追われるという話を聞いたことがあります。さらに、これらの受注をお断りする際にトラブルになるケースもありました。
 また、お客様が問い合わせをしやすい、電話での問い合わせを迎え入れる姿勢が整っているなど、情報発信後のフォロー体制も整備しておく必要があります。

【情報発信に伴うリスク】

 情報を発信する際には、関係者のプライバシーを守る観点から、個人情報や特定の人物が限定できないようにします。個々がホームページやSNSを活用し、情報を自由に流したり引用したりする時代です。書き込んだ内容が思わぬ形で拡散することもあるため、お客様や競合企業に関する内容を投稿する際は、十分に注意が必要です。
 また、集まった情報をしっかりと管理し、情報漏えいを防いでください。小規模企業では、情報関連の担当者が1名である場合も多いですが、他者の視点を入れてチェックするなどの体制を整備する必要もあります。

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