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Q1071.生活関連サービス業界全体の動向について教えてください。
現在、愛知県のとある商店街で代表を務めています。お店は美容室、クリーニング店、パチンコ、旅行代理店など生活関連サービス業が多く、今後の商店街活性化に向けた施策を考えるにあたって、生活関連サービス業の業界動向を教えてください。

市場規模については短期、長期的にも縮小傾向にあります。市場動向については、洗濯・理容・美容・浴場業、及び娯楽業の売上が減少傾向である一方で、国内旅行や外国人観光客増加により、その他の生活関連サービス業は増加傾向となっています。

Q10712015年12月16日

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生活関連サービス業界全体の動向ということで、総務省が発表している「サービス産業動向調査年報」、「経済センサス」の記載内容を中心に、各種統計資料などからの情報を前提に、全体感が分かるように解説していきます。

【市場規模について】

2013年の生活関連サービス市場は年間売上高47兆630億円となり、前年比4.5%減少、従業者数も271万人と前年比0.3%減少となっています。
 内訳をみると、市場規模が大きい娯楽業が前年比7.6%減少、洗濯・理容・美容・浴場業が前年比2.5%減少と落ち込んでいるのに対して、その他の生活関連サービス業は国内旅行需要や外国人観光客の増加といった要因により、前年比2.3%増加になっています。

表1 生活関連サービス業、娯楽業の売上高・従業員数

表1 生活関連サービス業、娯楽業の売上高・従業員数

出典:総務省 サービス産業動向調査年報

【市場の動向について】

1.事業所数の多い洗濯・理容・美容・浴場業、売上高の大きい娯楽業

生活関連サービス業、娯楽業を分野別に、表2の事業所数、従業者数の構成比をみると、事業所数では洗濯・理容・美容・浴場業の構成比が最も高く、80%を占めています。一方で娯楽業は、事業所数は全体の9%に過ぎませんが、従業者数は約36%を占めており、比較的大規模な事業所が多くなっています。
 続いて表1の売上高をみると、娯楽業が33兆円と特に高くなっており、一事業所あたりの売上高でも最も高くなっています。一方で、事業所数が最も多い洗濯・理容・美容・浴場業は、一事業所あたりの売上高が、他の2分類に比べ大幅に低くなっています。

表2 生活関連サービス業、娯楽業の事業所数・従業員数

表2 生活関連サービス業、娯楽業の事業所数・従業員数

出典:総務省 平成 24 年経済センサス‐活動調査

2.低迷する洗濯・理容・美容・浴場業の売上

日本政策金融公庫による洗濯・理容・美容・浴場業の売上DI(売上が増加した企業の割合から、減少した企業の割合をみた業況判断指数)は、2012年の時点でもマイナス30~50前後と低い水準で推移していましたが、アベノミクスによる景気回復基調になった2013年はマイナス10~30前後と回復基調になっています。ただし、2013年以降はほぼ横ばいが続いており、依然として厳しい状況が続いています。

表3 業種別(洗濯・理容・美容・浴場業)の売上DIの推移

表3 業種別(洗濯・理容・美容・浴場業)の売上DIの推移

出典:日本政策金融公庫 生活衛生関係営業に関する調査結果

3.娯楽業の動向

生活関連サービス業の中で、最も多くの割合を占めるのは娯楽業(33.0兆円)で70%です。そのうちパチンコ・パチスロ(24.5兆円)が最も多く、市場全体の52%を占めています。近年はパチンコ・パチスロの売上減少に歯止めがかからないことが、娯楽業全体の売上減少につながっています。一方、競馬やボートレースなどの公営ギャンブルの売上が増加傾向、また遊園地・テーマパークが2014年には過去最高業績を達成するなど、明るい兆しも見え始めています。

生活関連サービス業界についての全体像を把握できるよう、論点を絞って説明しました。さらに詳しいことを知りたい場合は、下記のサイトを参考にしてください。

回答者特定非営利活動法人経済活動支援チーム

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