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Q1060.輸出に向けたハラール認証の取得方法について教えてください。
都内で食品製造業を営んでいます。主に国内向けが中心ですが、最近では円安も進んでいることから海外輸出を検討しています。中でもイスラム圏との取引を考えていますが、ハラール認証はどのように取得すればいいのでしょうか?

イスラム圏国家と食品に関する取引を行う場合、ハラール認証の検討は必要不可欠です。ただし、ハラール認証も国によって異なるため、具体的な取引相手国のハラール認証基準や日本国内での認証機関の有無を事前に確認することで、ハラール認証の取得をより円滑に進めることができます。

Q10602015年12月 9日

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【ハラール認証とは】

ハラールとは、イスラム法で「許されたもの」を指し、食品においてもイスラム法上で食べることが許されている食材や料理のことをいいます。イスラム教では豚やアルコールを含む食品・調味料を食することは禁止されています。

そこで、「イスラム法の定める適正な方法で処理、加工された食品である」と証明された製品にはハラール(HALAL)認証が表示されています。 ハラール認証は原材料、製造工程、製品品質などを審査し、イスラム法上適合製品であることが承認された製品のみに表示することができます。

【ハラール証明書の取得手続き】

1.取引先のイスラム圏国家はどこか?

ハラール認証といっても、国によってハラール認証の基準はさまざまであるため、1つのハラール認証ですべてのイスラム圏国家に通用することはありません。日本でハラール証明書を取得する場合、まずはどこのイスラム圏国家とビジネスをするのか、ターゲットとなる国を定める必要があります。

たとえば、多くのイスラム圏国家では、ハラール処理が必須であるものは、肉類・低次肉加工品、動物性油脂などに限られています。一方で国によっては輸出などを行う場合、「ハラール商品」の「ハラール性」を確保するためには、製品自体のみならず、輸送、原材料保管、運搬、製造工程、包装、製品保管、流通などすべてにわたり「ハラール性」が保たれていることを要求する国もあります。

また、湾岸協力会議(GCC)加盟国では、輸入制度にハラール性の確認が内包されているため、認証取得を示すハラールマークを付与しなくても特定の販売場所を除き、国内流通しているものは原則ハラール製品としているなど、国によって詳細が異なりますので、各国制度の確認が必要です。

2.ハラール証明書の取得手続き

多くのイスラム圏国家では、日本でハラール証明書の取得手続きが行える認証団体を指定しています。取引先となるイスラム圏国家の認証団体を確認し、その認証団体が発行するハラール証明書を取得します。ハラール証明取得手続きの流れは、以下のとおりです。

図 ハラール証明取得手続きの流れ

図 ハラール証明取得手続きの流れ

出典:日本貿易振興機構(ジェトロ)_貿易・投資相談Q&A

ハラール認証の取得プロセスとしては、基本的に申請後に認証機関による書類審査と現場審査を受けることになり、認証後は定期的な監査を求められます。 また、取得までの期間は、マレーシアの場合は平均で半年、最長で1年程度必要となるなど、国によって一定の期間を要します。

3.輸入国別の認証団体

マレーシア、インドネシア、シンガポール、アラブ首長国連邦は2015年時点で、日本でのハラール認証の団体を指定しています。国内に多数存在する認証機関のうち、他国の認証機関から公認を受けていることが確認された機関は以下のとおりです。

  • 宗教法人 日本ムスリム協会
  • NPO法人 日本ハラール協会
  • 宗教法人 日本イスラーム文化センター
  • NPO法人 日本アジアハラール協会

ハラール認証の取得方法についての全体像を把握できるよう、論点を絞って説明しました。さらに詳しいことを知りたい場合は以下のサイトを参考にしてください。

回答者特定非営利活動法人経済活動支援チーム

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