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Q1022.商店街の飲食店周遊イベントの実施について教えてください。
飲食店が中心の商店街で、会長を務めています。地域活性化のため、お客様が複数店舗を周遊できるようなイベントを開催したいのですが、実施に際してどのような作業が必要でしょうか。必要経費や予算確保の方法などについてもアドバイスがあれば、お願いします。

飲食店の周遊イベント実施のため、一般的に以下のような流れをとります。
 I.イベント企画の立案
 II.参加店舗の募集・確保
 III.イベント実施に向けての集客
 IV.イベントの実施
予算の確保については、国や市区町村の補助金の活用も視野に入れましょう。

Q10222016年3月22日

テーマ:宣伝・販促

【イベント企画の立案】

 イベントを行うためには、まず初めにイベント企画を行うことが必要です。第一に食べ歩きを行っていただくための仕組みを決めます。たとえば、事前にチケットを販売し、そのチケットと交換に参加店舗がフードやドリンクを提供するなどです。そして、開催日時やチケットの金額などの基本的なことを決め、イベント予算、イベントターゲットやターゲットへのアプローチ方法、目標参加店舗数と目標客数、目標売上などを決めていく必要があります。商店街の役員や外部支援者などとの話し合いにより企画を練り、それを企画書にまとめます。最低でもイベント実施の3カ月前までには、企画書を完成させる必要があります。


【参加店舗の募集・確保】

 企画書が出来上がったら定例会などで共有し、商店街会員の合意を得ます。その後、定例会に参加しなかった店舗も含めた全会員店舗に企画書を持って訪問し、イベント参加の打診を行います。参加店舗が少ないとイベントの魅力は低くなり、お客様に不満を与えてしまうことになります。企画時にイベント実施のための最低店舗数を決め、必要店舗を確保するようにしてください。参加店舗とのトラブルを避けるため、参加打診時には、提供メニュー、チケット販売費の配分などについても明確に説明することが必要です。


【イベント実施に向けての集客】

 集客に当たっては、ターゲットを意識して効果的なプロモーションを行っていきましょう。商店街のHPへの掲載、イベント紹介サイトなどへの登録、地域タウン誌への掲載、イベント情報誌への情報提供、近隣地域の掲示板等への掲載など、予算を勘案しながら行っていきます。商店街が所属する市区町村の窓口で相談することで、イベント告知の協力が得られることもあります。集客はイベント日の1カ月以上前には、開始しましょう。


【イベントの実施】

 イベントの実施に当たり、チケットの販売を行います。イベント開始前までは各参加店舗などで販売し、イベント当日は、それに加えて専用の販売所を設けるのが一般的です。チケット購入者には、チケットの他に参加店舗がわかる食べ歩きマップを渡しましょう。 イベント当日は、各店舗混雑が予想されますが、イベント後も継続的にご来店いただけるよう丁寧な接客を心がけてください。イベント実施後は、参加店舗間でフィードバックを行い、次回以降のイベント実施時の改善につなげていきましょう。


図1 飲食店の周遊イベント実施に向けた流れ

図1 飲食店の周遊イベント実施に向けた流れ

【予算確保について】

 イベント実施には、広報費、イベントマップ制作費、チケット印刷費などの費用がかかります。会費等からの予算内で賄えない場合、国や市区町村の補助金の活用を検討してみてください。J-Net21の「資金調達ナビ」や、中小企業庁のポータルサイト「ミラサポ」、市区町村のHP、市区町村の窓口などで情報を得ることができます。

回答者中小企業診断士 金子 敦彦

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