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Q0979.外国人観光客が医療機関にかかる場合の支援を教えてください。
旅館業を営んでいます。滞在中の外国人観光客に健康に過ごしていただくため、サービスを強化したいと考えています。どのような点に留意すべきかを教えてください。

お客様には、滞在中の保険加入の確認と証書の携帯を勧めてください。宿泊客の具合が悪くなった場合を想定して、外国人観光客が診療できる医療機関と医療通訳について、普段から調べておきましょう。また、代金の支払方法についても確認しておいてください。

Q09792016年3月22日

テーマ:観光客向けサービス

【保険について知る】

 日本は国民皆保険制度を取っていますので、日本に在住する外国人も健康保険に加入することになっています。しかし、外国人観光客は在住しているわけではなく、健康保険の加入資格がありません。
 健康保険加入者は、保険診療の自己負担が少ないのでつい医療費を安く考えがちですが、全額を自己負担するとかなりの額になります。
 旅行保険で医療費が補償される場合であっても、一旦は自分で医療機関に治療費を支払うことが多いので、支払方法についても留意する必要があります。
 日本は現在でも現金主体の社会で、医療機関の多くはクレジットカードで支払うことができません。クレジットカードを受け付ける医療機関でも、習慣的に混合診療(保険診療と自由診療を混合して行うこと)が認められている歯科で、自由診療に限るといった条件がつく場合もあります。


【保険加入の確認と保険証書の携帯を勧める】

 上述のように、自己負担で治療を受けるのはかなりの負担です。押付けと取られない範囲で、宿泊客自身が保険へ加入しているかを確認し、加入している場合には滞在中常に保険証書を携帯するように奨めてください。


【医療機関と通訳について調べておく】

 外国人が受診する場合、医療機関から見たときには国民健康保険に加入しているかどうかでかなりの違いがあります。外国人、それも観光客の受診が可能な医療機関とそこでの支払方法を普段から調べておいてください。併せて、医療の場面で通訳が可能な人についても調べておきましょう。
 都道府県のホームページで、外国人が受診可能な医療機関や医療通訳の一覧を紹介している場合がありますので確認してみてください。


【やむを得ずコミュニケーションを取り持つ場合】

 通訳の手配ができなかった場合など、やむを得ず医師とのコミュニケーションを取り持つときには、医療従事者特有の婉曲表現(直接的でなく遠回しな言い方)に注意してください。
 専門用語が問題だと思われがちですが、明らかな専門用語であれば説明を求めることになり、あとから大きな問題となる危険性はさほど高くありません。わからないことは言い直してもらう、図に描いて説明してもらうなどの対応をお願いしてください。
 一方、婉曲表現の場合はわかったつもりになってしまう点で危険です。日本人同士のコミュニケーションでも、たとえば重篤な状態を「厳しい」と表現する、あるいは胃瘻(いろう=腹壁と胃壁に穴をあけ、そこにチューブを通して栄養剤などを注入する)を作ることを「流動食にする」と表現したのでは、コミュニケーションが成立しにくくなります。


表1 代表的な症状など医療用語(英語)〈参考〉

表1 代表的な症状など医療用語(英語)〈参考〉

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