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Q0877.工場内の5Sを徹底する方法について教えてください。
従業員150名の耐火製品製造業です。個人の技術に依存するためか、工場内の工具などが乱雑に置かれており、工具を探す時間が非常に多く、作業効率に支障をきたしています。そこで、5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)の徹底を図りたいと思いますが、どのように行うべきでしょうか。

5S活動に対して全社員が参画意識を持つことが必要です。そのためにまずは、プロジェクトチームを立ち上げ、徐々に全社員を巻き込んでいくことが重要です。また5Sをやってみてどうだったか、従業員の声を拾い上げてさらなる5S活動に活かしていくことも重要な取り組みです。

Q08772016年2月19日

テーマ:製造・設備

5Sの徹底については、組織によってトップダウンによる取り組みが効果的な場合と、ボトムアップによる取り組みが効果的な場合があります。一般的にトップダウンによる取り組みが効果的な場合は、組織を構成するメンバーの業務経験が比較的浅く未熟な場合であり、ボトムアップによる取り組みが効果的な場合は、構成メンバーの成熟度が比較的高い場合があげられます。ここではボトムアップによる取り組みの手順を紹介していきます。

【プロジェクトチームの立ち上げ】

まず、5Sに対する意欲や社内への影響力などを加味して、プロジェクトメンバーを選定・任命します。その際に、任命の理由を本人だけではなく、全社に周知するとよいでしょう。  メンバーが決まり、プロジェクトチームが立ち上がったら、キックオフミーティングとして第1回目のミーティングを開催します。この際に留意したいのは、メンバーの意識がどの程度統一されているかです。特に5Sの意義や各項目の定義づけの確認は、重要なポイントになるでしょう。また、リーダーや補佐役などの役割分担、今後のスケジュールなどの情報共有も行います。なお、キックオフミーティングは、プロジェクトメンバーだけに任せず、経営者も参加しましょう。

表1 5Sの定義の例
整理 要るものと要らないものを分類し、要らないものを捨てる
整頓 要るものの置き場を決め、わかりやすい配置にする
清掃 掃除をしてきれいにする
清潔 整理・整頓・清掃を維持する
決められたことを正しく守る習慣をつける

【全社へ展開する】

キックオフミーティングが終了したら、その内容を全社へ周知します。また、現在の5S状況を把握し、工場内の工具や治具、金型などの整理を行うべく、プロジェクトメンバーが中心となってこれらのリストアップをします。各部署にリストアップを依頼し、プロジェクトチームが取りまとめます。  リストアップされた一覧表をもとに、プロジェクトチームと各部署間で、要るものと要らないものの分類、要るものについては、置き場所や清掃のスケジュールの決定などを協議していきます。

【全社への報告】

半年なり1年のスパンで、定期的にプロジェクトメンバーから全社員への報告の機会を作ってください。報告内容は期間内での活動内容、成果、今後の課題などがよいでしょう。また、報告会の前に、無記名方式で全社員から5S活動に対する感想や、プロジェクトチームへの要望などの声を拾い上げて、その集計結果を報告させるのも全社員の5Sに関する意識付けに役立ちます。

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