本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

トップページ  >  経営をよくする  >  ビジネスQ&A

特集一覧 中小企業に役立つ記事や施策をトピックスごとにまとめています。

Q0872.製造業のホームページは、どのように作ればよいですか?
埼玉県で金属部品の下請けを長年やってきた工場です。これまでホームページがなかったので、これを機に作ってみようと思い立ちました。しかし、どのような要素を盛り込んだらよいのか、見当もつきません。製造業のホームページで必要になる要素について教えてください。

ホームページに何を求めるのかを明確にすることから始めましょう。目的が異なると、かけるべきコストと考慮すべきことも違ってきます。新規顧客開拓を目的とする場合は、時間とコストをしっかりかけ、ホームページの設計を行うことを考えてください。

Q08722016年3月17日

テーマ:自社HP・eコマース

【中小企業のホームページ開設目的】

ホームページを保有している中小企業は増加していますが、その目的としては、「自社紹介による信用力の向上」が最も高く、次いで「販売促進」、「新規受注先の拡大」、「商品説明」となっています。多くの企業が情報発信、販路開拓を目的にホームページを利用していることが分かります。

図1 ホームページの開設目的

図1 ホームページの開設目的

貴社のように中間財をメインに作られている企業の場合は、ホームページから直接受注するというケースは稀かと思います。つまりホームページを作ったからといって、すぐに受注増に結びつくわけではないということです。
 そこで、まずはホームページの役割として、何を期待するのかを明らかにするところからスタートしていきます。製造業のホームページの場合、主に目的として考えられるのは次のパターンです。

(1)確認媒体としてのホームページ

会社案内に準ずるホームページです。会社が確かに存在していて、どの程度の生産能力があるのか、所在地はどこにあるのか、ISOシリーズへの対応状況はどうなっているのかなど、あなたの会社名を知っている人に対する情報提供を行うものです。

(2)既存顧客に情報を提供するためのホームページ

すでに取引のある企業に対して、利便性を提供するのが目的のページです。在庫状況や図面などの情報を提供します。誰でも見られるようにするのか、IDやパスワードで管理するのかで、かかるコストや運営方法が大きく変わります。

(3)受注を獲得するためのホームページ

新規顧客を獲得することを目的としたホームページです。あなたの会社のことを知らない人がターゲットになります。ホームページをきちんと設計し、SEO対策やリスティング広告などのアクセス数アップのための施策も行っていきます。コストは上記2つのものに比べ、必要になります。
 たとえば上記(1)の場合は、貴社の名前を検索エンジンで検索する人が対象になりますので、SEO対策などは必要ありません。必要最低限のクオリティを担保すればよいので、コストはなるべくかけないのが正解でしょう。とりあえずは無料で使えるブログのようなものでも構いません。コストをかけずに作ることを心掛けてください。

【新規顧客が獲得できるホームページを作るには】

上記(3)のパターンのように、ホームページから新規顧客を獲得するためには、ホームページの「設計」が必要になります。「どのような悩みを持っている人が、どのようなキーワードで検索してきて、それに対して自社ではどのようなサービスを提供できるのか」が基本です。
 この設計を疎かにすると、どんなにお金をかけても新規顧客開拓には繋がりません。
 たとえば微細加工が得意な会社であれば、「ミクロン単位での微細加工が得意です」では、ほとんど問い合わせは期待できないでしょう。「貴社製品のダウンサイジングをお手伝いします」というキャッチコピーであれば、そういうニーズがある人からの問い合わせが増えることが想像できます。
 このように新規顧客を獲得するには、設計段階できちんと考えられるかどうかが成否を分けます。ただし、これには時間もコストもかかります。

目的に応じて、コストや時間をどのくらいかけるかを決めてください。会社案内的なホームページに100万円かけても、反響はほとんど期待できません。新規開拓を精力的に行おうとすれば、10万円では不可能でしょう。
 ホームページはうまく活用すれば、大きな武器になります。しかし活用法を間違えれば期待はずれの代物になってしまいます。貴社の状況を考えて、最適な投資を行うようにしてください。

回答者中小企業診断士 遠藤 康浩

関連情報

同テーマの記事を見る 3つのコンテンツから検索ができます!

無料相談のお問い合わせ

電話で無料相談
頑張る中小企業「経営相談ホットライン」
TEL:0570-009111

メールでの相談無料
メール相談

このページの先頭へ

このページの先頭へ