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Q0853.新製品のブランド名はどのようにつけたら良いでしょうか?
当社は主にOEMによる製造を受注してきた電気機械器具製造の会社です。OEMの受注が減っているため、当社独自の製品を開発・販売することにしました。なお当社では、OEMで製造してきたため、今まで製品にブランド名をつけたことがありません。新しく発売する製品のブランド名をどのようにつけたら良いでしょうか?

製品のブランド名に正解はありません。ただし、ブランド名をつける前に検討すべき事項、ブランド名を開発する視点をご紹介しますので、貴社らしいブランド名を作成してください。

Q08532013年2月25日

テーマ:デザイン・ブランド

子供の名前に正解がないように、製品のブランド名にも正解はありません。しかし、子供の名前と違って、製品のブランド名は企業が製品を販売するために名称をつけるものであるため、考慮した方が良い事項があります。最初にブランド名をつける前に検討すべき事項、次に具体的なブランド名を開発するための視点をいくつかご紹介します。

【ブランド名をつける前に検討すべき事項】

1.ブランド戦略を策定する

製品ブランドの名称をつける前にブランド戦略ありきです。ブランド名は、製品ブランドのポジショニングやターゲット、ブランド要素等を含むブランド戦略と整合性を図ることが大切です。ブランド戦略を策定していなければ、戦略を先に検討しましょう。

2.商標登録の有無について

ブランド名で使用できる言葉の範囲は、商標登録の有無で変わります。それは自他の商品と識別力のない言葉(1.商品の普通名称、2.商品について慣用されている名称、3.商品の産地・販売地、4.商品の形状・品質・色彩、5.商品の効能、6.商品の原料・成分その他)を使用した名称は原則、商標登録できないからです(ただし、個別事情で商標登録される場合もあります)。一方、商標登録をしなければ、自他の商品と識別力のない言葉を使用したブランド名も開発できます。たとえば、扇風機で効能を使用した「爽やかな気持ち」、パソコンでは材質・慣用的な名称を使用した「チタンPC」などは、通常、商標登録を認められませんが、名称には使用できます。ただ、貴社の製品がヒットした場合、商標権で守られていないため、他社に模倣される場合もあります。

3.商標調査を行う

ブランド名候補が絞られてからの段階ですが、そのブランド名と同一または類似商標を他社が登録していないかを調査したほうが、未然に問題発生を防げます。他社で商標登録されていることを知らず、貴社で同一もしくは類似名称を使用した場合、訴訟を起こされ損害賠償と名称の使用禁止といった最悪の結果に至る場合もあります。登録された商標を特許庁のホームページにある「特許電子図書館」で検索できますが、類似商標と非類似の判断が難しいため、専門の弁理士に依頼したほうが無難でしょう。

【ブランド名をネーミング開発するための視点】

  1. ブランド戦略と整合性がとれている
  2. 覚えやすい
  3. 独創的で、特色が有り、ありふれていない
  4. 音感がいい、聞き取りやすい、言いやすい
  5. わかりやすい
  6. 国境・文化圏にとらわれない(海外展開を図る場合)
  7. 一過性で終わらず、長い間使用できる(流行を追い短期間の戦術的な使用もある)
  8. 組み込まれる単語に悪いイメージがなく、ブランド名から悪い印象を与えない
  9. 市場で地位を確立してから他の分野の製品にも拡張可能である
  10. 製品カテゴリーを限定しすぎたり、製品の便益を狭くしすぎたりしていない

上記の視点をすべて満たすことは難しいですし、貴社の製品に不必要なものもあるでしょう。自社の製品に適切な視点からブランド名を開発してください。

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