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Q0838.スマートコミュニティビジネスの参入事例と支援策を教えてください。
電気工事業の経営者です。自社の経営資源を活用できる分野として、スマートコミュニティに注目していますが、対象分野が広く、どこをターゲットにしたら良いかわかりません。中小企業の参入事例や、公的支援策があれば教えてください。

スマートコミュニティは、次世代の社会システムを示す概念であり、スマートハウスや電気自動車など広範な機器やシステムが含まれます。現在、概念普及活動や実証実験が行われている段階ですが、自社のボジョニングとターゲットを明確にし、システム化事業者のニーズ調査に着手しましょう。中小企業の参入事例や公的支援は、今後徐々に増加していくことが予想されます。

Q08382016年3月22日

テーマ:事業拡大・多角化

【スマートコミュニティとは?】

エネルギーの消費が増え続ける現代において、石油など化石燃料の価格が上昇し、地球温暖化の問題も深刻化しています。これからは、太陽光や風力など再生可能エネルギーを最大限活用し、一方で、エネルギーの消費を最小限に抑えていく社会が必要です。これを実現するのが家庭やビル、交通システムをITネットワークでつなげ、地域でエネルギーを有効活用する次世代の社会システムである「スマートコミュニティ」です。

具体的には、太陽光発電や太陽熱発電などの再生可能エネルギーを大量導入する際に、電力系統との連携や需要の制御により、再生可能エネルギーを有効かつ効果的に利用することを可能にする「スマートグリッド」、蓄電池や省エネ家電、スマートメーターなどを組み込んだ「スマートハウス」、次世代自動車や新型都市交通システムなどがあります。

図1 スマートコミュニティ

図1 スマートコミュニティ

【中小企業の関連事業分野】

スマートコミュニティは対象分野が広いことから捉えづらいものですが、スマートハウスでは以下のような中小企業関連分野があります。
 太陽光パネル、エネルギーマネジメントシステム、住宅内装・外装、空調機器、ヒートポンプ、各種電気設備(スマートメーター、パワーコンディショナー)等。

一方、製品提供、要素技術提供、パーツ提供、システム化・パッケージ化の観点から提供事業者を分類すると、以下のようになります(スマートハウスの場合)。

<製品提供者>

  • 電機メーカー(太陽光パネル、燃料電池/蓄電池、太陽電池、センサー、ヒートポンプ)
  • 機器メーカー(中小水力、地熱、廃棄物)
  • 自動車メーカー(電気自動車、プラグインハイブリッドカー、燃料電池自動車)
  • エネルギー供給会社(ヒートポンプ、排熱利用、コージェネ)
  • ボイラーメーカーなど

<パーツ提供者>

  • 電機関連(蓄電池、空調設備、家電)
  • 自動車関連(ディスペンサー、蓄電池)

<システム化・パッケージ化事業者>

  • ハウスメーカー
  • 電機メーカー
  • ゼネコン・建設会社
  • エネルギー供給会社
  • 情報・通信会社
  • 総合商社

【スマートコミュニティへの取り組み法】

まず自社の既存技術と、たとえばスマートハウスにおける関連分野と提供事業者にマッピングします。その上で、技術改良や他社との連携を図ることで参入ターゲットを明らかにします。
 その一方で、中小企業における直接ユーザーとなるシステム化・パッケージ化事業者、製品提供事業者等のニーズを調査し、参入可能性をさらに高めていきます。

スマートコミュニティは、現在概念普及・啓蒙段階で、地域を対象とした実証実験が行われている段階ですが、今後中小企業の参入は徐々に増加していくものと思われます。

  

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