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Q0813.被災者の雇用を考えていますが、助成はあるのでしょうか。
当社は栃木県にあり、従業員90名で食品加工業を営んでいます。新たに開発した新製品の売れ行きがよく、事業拡張のために従業員若干名の採用を計画しています。震災の被災地に近いため、できれば復興支援のために被災地域に居住していた人を採用したいと考えています。被災地域に居住していた人を雇用した場合、助成制度があれば教えてください。

被災離職者、あるいは被災地域に居住していた人の採用は、復興支援の大きな力になります。このため、「被災者雇用開発助成金」という制度が準備されています。対象労働者を継続して1年以上雇用する場合は、1年間、助成金が支給される制度です。

Q08132016年3月22日

テーマ:採用・雇用

被災離職者、あるいは被災地域に居住していた人を雇用した事業主に助成金が支給される「被災者雇用開発助成金」という制度があります。以下に解説します。

【概要】

東日本大震災による被災離職者及び被災地域に居住する求職者の方を、ハローワーク、地方運輸局及び雇用関係給付金の取扱に係る同意書を労働局に提出している有料・無料職業紹介事業者、及び無料船員職業紹介事業者の紹介により、継続して1年以上雇用(1年未満の有期契約を更新する場合も含む)することが見込まれる労働者として雇い入れる事業主に対し、助成金を支給します(平成23年5月2日以降の雇い入れで、雇用保険の一般被保険者として雇い入れる場合に限ります)。

【対象労働者】

  1. 東日本大震災発生時に被災地域(震災に際し、災害救助法が適用された市町村の地域(東京都をのぞく))において就業していた方で、震災により離職を余儀なくされ、その後、安定した職業についたことのない方。なお、雇入れ日が平成26年4月1日以降である場合には、震災発生日から平成26年3月31日までにハローワーク等で求職活動を行った方、かつ平成27年3月31日までに雇い入れられた方という要件が追加されています。
  2. 震災発生時に原発事故に伴う警戒区域・計画的避難区域・緊急避難準備区域等に居住していた方で、震災後、安定した職業(週所定労働時間20時間以上の労働者として6カ月以上の雇用)についたことのない方(震災により被災地域外に住所または居所を変更している方を含む)。

【支給申請】

助成金は、雇い入れ後の1年間を6カ月間ごとに区切って、2回に分割して支給されます。したがって、申請は最初の6カ月間に対しては雇い入れ後6カ月経過日から2カ月以内、次の6カ月間に対しては雇い入れ後1年を経過した日から2カ月以内に申請が必要です。

なお、申請期間内に申請しなければ、原則として支給は受けられないので注意が必要です。

図1 申請の手続き

図1 申請の手続き

【助成額】

助成金は、以下の金額を2回に分割して、支給されます。

  1. 大企業:短時間労働者以外=50万円、短時間労働者=30万円
  2. 中小企業:短時間労働者以外=60万円、短時間労働者=40万円

なお、短時間労働者とは、1週間の所定労働時間が、20時間以上30時間未満である方です。

【上乗せの制度】

被災者雇用開発助成金の対象者を10人以上雇い入れ、1年以上継続して雇用した場合、1事業主について1回、助成金が上乗せされる制度があります。

詳しくは、最寄りのハローワーク、または労働局に確認してください。

回答者中小企業診断士 芳賀 知

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