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Q0752.農商工連携で商品開発をする際に注意すべき点はありますか?
食品加工業を経営しております。現在、農商工連携にて商品開発を行うことを考えています。通常の商品開発と違い、農商工連携にて商品開発に取り組む際に注意すべき点があれば教えていただけませんか?

通常の商品開発とは大きく異なりませんが、農商工連携の商品開発ならではの重要なポイントが2つあります。それは、(1)消費者の視点から商品開発を行うこと、(2)新商品の販売量が、連携体の生産者の生産量に大きく影響を受けることです。

Q07522016年2月19日

テーマ:製品・技術開発

農商工連携での商品開発のポイントは、やはり認定要件にもなっている生産者と商工業者のそれぞれのお互いの強みを活かすことになると思います。連携体として役割を明確にしながら、対等な関係で、お互いの情報交換をしっかりと行いながら商品開発に取り組んで行きます。しかし、農商工連携での商品開発を行っていく際には、下記の重要な2つのポイントも忘れないようにしましょう。

【消費者視点での開発を忘れないこと】

農商工連携での商品開発は、消費者の視点が欠けてきてしまう傾向があります。農商工連携は、どちらかというと生産地域の社会的課題や生産者の事情により商品開発が始まるケースが多くあります。
 例を言いますと、未利用品の活用が多くのテーマとして出てきます。しかし、消費者は未利用品を使った商品を作ってほしいと思っているわけではありません。また、それを意識して購入したいと考えているわけでもないと思います。消費者は、良い品質のモノをよりお値打ちの価格で購入したいと考えています。そのことをよく理解して商品開発を行わないと、自分たちが作りたい商品を作ったけど売れないということになってしまいます。連携体としてお互いの強みを活かしながら、消費者の視点での商品開発を行っていくことが大切です。

【生産量に変動や限界がある】

農商工連携を進めて行きますと、連携体の生産者の生産物の状況により、生産量や品質が変化します。この点を良く理解してから事業を進めて行くこと大切です。
 使用を予定している生産物は、1年のうちで特定の時期にしか収穫できないものもあるかもしれません。そうすると、事業1年目は、天候不良により何も取りかかれませんでしたということは起こり得ます。また、規格外品や未利用品などを活用する計画になっている場合、そのような生産物が発生しないことも考えられます。その際に、通常の生産物を利用するのかという問題も出てきます。そうなりますと原価率が上がってしまうという事態が起きてしまいます。このような状況も想定して、商品開発の計画を立案してほしいと思います。
 また、開発した商品が計画以上に売れた際には、今度は原材料が足りなくなることが想定されます。そのため、商品の販売量の増加に伴い、連携体の生産者の周辺地域の生産者に協力してもらえる体制を構築しておくことも必要となります。

上記の2つのポイントを意識しながら、生産者の方と上手にお付き合いしていただき、一緒に新商品開発に取り組んでいただけたらと思います。

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