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Q0746.農業者さんと上手に付き合っていくにはどうしたら良いですか?
地方で食品加工業を営んでいますが、農商工連携に挑戦したいと考えています。生産者の方と通常の取引はありますが、農商工連携に取り組むとなると、生産者の方とどのようにお付き合いをしていけばよいのか分かりません。上手に付き合っていくにはどのようにしたら良いのかを教えていただけませんか?

生産者の方と上手に付き合っていくには、やはり相手のことを良く理解することだと思います。そして、(1)お互いの顔が見える場の設定、(2)共通の目標の設定、(3)生産者のメリットが見えること、などが重要となってきます。

Q07462016年3月22日

テーマ:他社との連携

生産者と上手にお付き合いをされている商工業者が留意されている点について、下記に述べていきます。

【対等な立場であることを意識する】

農商工連携を生産者と取り組んでいくに当たって、一番大切なことは「連携のパートナー」であることを強く意識することだと思います。どうしても、既存取引の意識から抜け出せずに失敗してしまうケースもあります。生産物を購入する商工業者が、生産者と対等な関係で新商品開発に取り組んでいくのだと強く意識されることが大切です。

【お互いの立場を理解する】

生産者と商工業者では事業環境が異なります。まず、そのことをお互いに理解し合うことが大切です。商工業者側は、商品の量産については機械的にすぐに増産が可能であると考えてしまいがちです。また、天候に大きく左右されてしまう生産者の活動に対して、商工業者側が理解不足な点があります。お互いが、「パートナーはどのようなビジネスモデルで経営しているのか」を理解し合うことが重要です。

【お互いで目的を共有する】

農商工連携では、利益を上げることだけを目的としていない活動も多くあります。「未利用品の活用」や「耕作放棄地の活用」などの社会的・地域的課題の解決を目的としている場合が多くあります。この農商工連携に取り組むことになった真の目的の部分を見失わずに、常に共有していることも大切です。お互いに本業が忙しく、すれ違ってきてしまった時には、原点に戻って考えてみることも良いと思います。

【定期的な情報交換を行う】

定期的な情報交換を行うことも成功のポイントです。新商品開発に当たり、それぞれの役割が決まっていると思います。それぞれの進捗状況について顔を見合わせて、情報交換を行いながら、課題を共有し進めて行くことが重要です。お互いに既存事業があり忙しいので、取り組みに温度差が出てしまったり、さまざまな誤解が生じたりすることもあります。定期的な情報交換の場所を計画的にセッティングすることは、連携して事業を進めて行くうえで重要なポイントとなります。

【生産者のメリットが見えるようにする】

農商工連携が順調に進んで行くと、商工業者のメリットだけが大きく見えてしまうようになります。新商品の販売数量が増えてくると、連携の農業者の生産物だけでは足りなくなってしまい、他の生産者の方の協力が必要となります。そうなると、商工業のメリットが生産者のメリットより大きくなり、対等な関係ではないように見え、生産者が不満を漏らすことにつながります。原料としての購入のメリットだけでなく、生産者の貢献が実感できるような仕組みや配慮が必要となってきます。

上記のポイントを意識しながら、生産者の方と上手にお付き合いいただけたらと思います。

図1 農商工連携のイメージ

図1 農商工連携のイメージ

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