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Q0732.グリーンITについて教えてください。
従業員30名のITベンチャー企業です。最近、グリーンITという言葉をよく聞くようになりました。ITを活用したCO2削減という意味だと解釈していたのですが、それだけではないという話を聞きました。グリーンITとは、どのような考え方なのか教えてください。

グリーンITとは、地球環境に配慮したIT製品やITインフラのことを指します。特に、IT機器の消費電力と、それに伴う空調の消費電力の大きさは無視できなくなっています。今後のIT機器購入には、環境性能も考慮にいれることも必要でしょう。

Q07322016年3月15日

テーマ:システム

【グリーンITの概要】

グリーンITとは、地球環境に配慮したIT製品やITインフラのことを指します。

従来は、消費電力が少ない、あるいは排熱量の少ないIT機器のことを指していましたが、最近では、ITを利用することによる環境負荷の低減(たとえば、トラックの積載物を最適化することにより、トラックの走行距離を減らすなど)もグリーンITという言葉に含まれるようになっています。また、IT機器のリサイクルのしやすさなども含まれます。

【IT機器に関するグリーンIT】

IT機器で大きな問題になるのは、電力消費と排熱の問題です。

2008年の経済産業省の試算ですが、2025年のITの電力消費の予測が日本では5.2倍、世界では9.4倍と驚くほどの増加が予測されています。

高性能なCPUでは、電球よりも多くの電力を消費し、また多くの熱が発生します。サーバ室やデータセンターなど、IT機器が密集した部屋では、IT機器から排出された熱がこもってしまい、IT機器の誤作動の原因となります。そのため、空調を24時間かけっぱなしにしているところが多く、この空調が消費する電力も莫大なものになります。

現在のように、多くの企業がパソコンやサーバ、ルータなどのIT機器を使用している状況では、IT機器の消費する電力とそれに伴う空調の電力が、CO2の排出量を増加させている原因として、決して無視できなくなってきているのです。

【グリーンITに対する取り組み】

日本でも、CO2削減や地球環境保護の観点から、さまざまなグリーンITに関する取り組みが行われています。

2007年には、経済産業省主催でグリーンITイニシアティブ会議を開催し、その中で産業界を中心に設立が表明された「グリーンIT推進協議会」が2008年に発足しました。

グリーンIT協議会では、優れた省エネ効果を持つIT機器、ソフトウエア、サービス、ソリューションなど、ならびにそれらを活用して優れた省エネ効果を実現した提案などを表彰する「グリーンITアワード」を実施しています。

また、2013年4月より、グリーンIT推進協議会は協議会としての活動を終了し、「グリーンIT委員会」がその事業を引き継いでいます。

今後も官民あげてこのような取り組みを進めていくと思われます。貴社でもIT機器選定の際には、スペックだけではなく、消費電力などの環境性能にも気を配ってみてはいかがでしょうか。

回答者中小企業診断士 遠藤 康浩

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