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Q0724.CIOの役割について教えてください。
創業30年になる事務機器の卸・販売を行っている会社です。この業界でもIT化の波は激しく、当社も積極的にIT投資を行ってきました。しかし、必ずしも投資に見合った効果があるとはいえない状況です。効果的なIT投資を行うために、CIO(情報統括役員)を置きたいと思うのですが、CIOの役割と育成方法について教えてください。

CIOの大きな役割は、自社の経営理念に合わせた情報化戦略を立案し、実行することで、情報技術と経営、双方の深い知識が求められます。社内の人材の育成をお考えであれば、戦略的CIO育成支援事業の活用をお勧めいたします。

Q07242016年3月22日

テーマ:役員・株主

【CIOの役割】

CIOとは、Chief Information Officerの略で、一般的には「情報統括役員」と訳されます。ほかにも「情報システム担当役員」や「最高情報責任者」などと訳されることもあるようです。

CIOの大きな役割は、自社の経営理念に合わせた情報化戦略を立案し、実行することです。単にシステム設計をするということではなく、自社の競争力を高め、費用対効果の高い情報化戦略を立案していきます。

現在、IT投資をどのように行うかは、企業にとって業績を左右しかねない大きな問題です。

一昔前のIT投資といえば、事務作業の自動化や工場内の工程管理などといった、合理化や効率化が中心でした。

しかし、現在のIT投資は、社内情報のデータ化による迅速な意思決定の支援、ECサイトの構築などによる売上の増加、他部署(場合によっては他社)との情報共有による新たな価値の創造、口コミや双方向コミュニケーションによる顧客ロイヤリティの向上など、多岐にわたっています。

さらに、日進月歩でITは進化しており、これらの最新技術を費用低減、売上の増加、企業価値の増大に結びつけていくことも求められています。 よって、CIOには情報技術に関する深い知識が求められるのはもちろんのこと、経営に関する知識も求められます。

【CIOの育成方法】

CIOを一から社内で育成するのは大変だと思います。情報部門のトップがCIOに就任した場合、経営的な視点に欠けているケースが多いようです。また、他の部門の人材だと、情報技術に関する知識が欠けているケースも多くあります。両方の視点を、バランス良く育成していかなければなりません。

このような悩みをお持ちの企業のために、「戦略的CIO育成支援事業」という施策があります。対象は、部門間、企業間の連携など比較的高度なITシステムを導入することにより、経営課題の解決・経営改革を計画的に実施しようとする意欲のある中小企業となっています。

図1 戦略的CIO育成支援事業

図1 戦略的CIO育成支援事業

支援の内容は、CIO経験者などの専門家を3カ月~1年程度派遣し、候補者の育成を行っていくというものです。

外部からの人材の招へいも一つの選択肢だと思いますが、社内で候補になりそうな人材がいらっしゃる場合は、この制度を活用して、社内で教育してみてはいかがでしょうか。

回答者中小企業診断士 遠藤 康浩

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