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Q0666.クラウドコンピューティングとは何ですか?
テレビや雑誌などで最近よく「クラウドコンピューティング」という言葉を耳にするようになりました。どのようなものなのか教えてください。

クラウドコンピューティングとは、インターネット上にあるコンピュータからサービスを受ける利用形態を指します。コストダウンなどのメリットがあり注目されていますが、デメリットもありますので、業務システムに導入するときは慎重な検討が必要です。

Q06662016年3月 9日

テーマ:システム

【クラウドコンピューティングの概念】

クラウドコンピューティング(cloud computing)とは、インターネットを介して離れた場所にあるコンピュータの能力を使うという、新しいコンピュータの利用形態のことです。つまり、手元にあるパソコンを端末として利用し、アプリケーションを利用したいときはインターネットに接続された別のコンピュータからアプリケーションを呼び出し、サービスという形で利用します。クラウドというのは「雲」の意味で、ユーザーは雲の向こう側にある見えないコンピュータを利用することから、このような名前が付けられたといわれています。今までもこのような考え方はありましたが、ここ数年インターネットの接続速度が飛躍的に上がったことと、コンピュータの性能向上、価格の下落を反映して注目されるようになってきました。

【クラウドコンピューティングサービスの種類】

クラウドコンピューティングを提供するサービスの形態には、提供業者がどのレベルまで提供するかによって、Iaas、Paas、Saasに分類できます(図1)。

図1 クラウドサービスの種類

図1 クラウドサービスの種類

【従来の方式との相違点】

従来の方式との大きな相違点は、コンピュータ資産の所有形態にあります。 今まで、企業や個人などのユーザーは、自分自身でハードウェア・ソフトウェアを利用するために必要なデータなどを保有し、管理していました。 それに対しクラウドコンピューティングでは、ユーザーは端末として機能する必要最低限のパソコンとインターネットにつながるネットワーク環境さえ用意すればよいのです。ユーザーはサービスを受けるという形で、インターネットの向こう側に用意されたコンピュータ資産(リソース)を利用することができ、そのサービス利用料金を支払うという形になります。

【クラウドコンピューティングのメリットとデメリット】

一般的にクラウドコンピューティングを活用すると以下のようなメリットがあるといわれています。

  • 自前ですべてのコンピュータ資産を用意し運用するのに比べ、低コストで運用することができる。
  • バージョンアップなどの作業はサービス提供側が行ってくれるので、保守作業が軽減される。
  • インターネットの接続環境さえあれば、場所を選ばずサービスを利用することができる。
  • データも預けてしまえば、データの漏えいなどが防ぎやすい。
  • しかし一方で、以下のようなデメリットがあるといわれています。
  • インターネット接続に不具合が発生すると、業務が停止してしまうリスクがある。
  • セキュリティレベルはサービス提供会社のレベルに左右される。
  • いわゆる「なりすまし」などの対策を講じないと、重大なデータ改ざんや情報漏洩を引き起こす可能性がある。
  • サービス提供会社の倒産などにより、継続的にサービスが受けられなくなる可能性がある。

上記のように、メリットとデメリットがありますので、導入に当たってはコスト面だけに目を向けずに、セキュリティ面や事業継続性を考慮することをお勧めします。

回答者中小企業診断士 遠藤 康浩

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