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Q0615.購買業務を強化して利益を創出するポイントを教えてください。
当社では、これまで購買部門がありませんでした。工場の担当者が発注していたのですが、今後は購買担当者を置いて発注業務を行っていく予定です。購買業務を強化するポイントを教えてください。

製造業では、売上高に占める材料費や部品費のシェアは三分の二程度を占めることが一般的であり、購買は重要な業務です。購買業務は企業内の管理活動の中でも後回しにされることが多く見られますが、購買部門設置を契機に、業務効率化・購買政策の明確化・仕入ネットワーク強化・仕入先との信頼関係構築を考えていきましょう。

Q06152016年3月22日

テーマ:仕入・在庫

購買業務に関しては、一般的に、体系だった取り組みがなされていないのが現状です。購買業務といいますと、バイイングパワーを使った強引な交渉を想像することもあるでしょうが、やはり共存共栄を基礎として、仕入先との相互の信頼関係を構築し、真の利益を確保する必要があります。
 購買能力のアップには段階的な努力が必要となってきます。購買業務強化のためのポイントとして、次の4つの段階を提案したいと思います。

1.購買業務の効率化を図る

購買担当者には業務の改革・改善が期待され、新たな仕入ネットワークの構築が要求されています。しかし、現実的には発注業務・納期の確認・欠品対応・価格交渉などさまざまな日常業務に忙殺されることが多く見られます。この日常業務を効率化することが創造的業務の時間を確保することになりますが、解決策の一つとして、インターネットによる電子データ交換により発注業務を効率化することがあげられます。
 また、購買情報を体系的に収集し、分析できる体制が不可欠です。どのような情報が仕入コストに影響するのかを分析し、先手を打つことが出来るようにします。

2.社内の購買政策を明確にする

次に考えるべきことは、内外作区分を明確にすることです。ポイントとしては、社内に取り込んでおきたいコアな技術や、原価構成が大きな部品などは内製し、それら以外を外から仕入れするということです。
 また、私の経験ではコスト対応の良い仕入先に業務を集中させて効率化を図ることも効果があるようです。

3.仕入ネットワークを強化する

購買担当者は、自社製品に関する知識・情報にはすべて精通していなければなりません。国内だけでなく、グローバルな調達も必要な場合があります。そのためには、どのような購買手法をとるのか、どの手法を併用すれば良い結果が得られるのか絶えず検討する必要があります。ポイントとしては、インターネットの活用や価格決定の効率化、購入方式の見直し及び入札方式などの併用があげられます。

4.仕入先との信頼関係構築

コストダウンには自社内のみでなく、仕入先の業務改革を支援することで仕入先のコストダウンを図り、そのコストダウン分を分かち合うことも一つの方策です。仕入先の原価構造を評価して、ムリ・ムダ・ロスを発見し、お互いが真剣になって改善を行うことが必要です。このような関係になるには、お互いを信頼できるパートナーとして認め合う前提が必要となります。
 以上により購買業務が強化され、企業のさらなる利益追求が可能となります。

回答者中小企業診断士 高橋 順一

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