本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

トップページ  >  経営をよくする  >  ビジネスQ&A

特集一覧 中小企業に役立つ記事や施策をトピックスごとにまとめています。

Q0601.製品開発に環境・リサイクル面で配慮すべきポイントを教えてください。
最近、環境やリサイクルへの配慮事項が増えていますが、製品開発時には環境・リサイクル面でどのようなことに注意しなければならないのでしょうか。

環境に配慮した製品開発とは3R(Reduce:減少、Reuse:再使用、Recycle:再資源化)を具現化する取組みであるといえます。環境負荷低減のために、製品の材料調達から廃棄までを考えた循環型製品ライフサイクルの実現が望まれます。

Q06012016年3月 9日

テーマ:製品・技術開発

環境経営という言葉が取りざたされて久しくなりますが、循環型社会システムが構築されつつある現在、企業には環境にやさしいモノづくりが求められています。環境配慮型の製品やサービスを提供することで、社会全体の環境負荷を低減し、資源効率を向上させることが要請されているのです。
 従来の製品開発は「品質」、「価格」、「納期」がその中心テーマでした。今後は、これに「環境」を加えなければなりません。環境は、すでに市場メカニズムの中に組み込まれており、製品の選択や企業評価の条件とさえなっているからです。

【環境への配慮事項】

それでは企業が生産活動を行うに当たり、環境に配慮すべき事項とは何でしょうか。ポイントをまとめると以下の4つに集約されます。

  1. 資源の節約
  2. 汚染の予防
  3. 環境に適合した設計
  4. リサイクル化

このうちl. 資源の節約とll. 汚染の予防は、製造段階での取組みが中心となります。lll. 環境に適合した設計とlV. リサイクル化が主に製品開発段階において取り組むべき事項です。項目ごとに具体的に何をすべきかをまとめたものが、以下の表1です。

表1 環境に配慮した製品開発項目の例

表1 環境に配慮した製品開発項目の例

環境に配慮する製品開発とは、一般的に言われる3R(Reduce:減少、Reuse:再使用、Recycle:再資源化)を具現化する活動であるといえます。製造段階のみならず原材料の採取から、生産、流通、使用、廃棄に至までの製品ライフサイクル全般をとらえた取組みでなくてはなりません。環境に対する影響のより低い製品やサービスを設計する手法に環境適合設計(DFE: Design For Environment)があります。
 また、製品が環境に与える負荷の大きさを定量的に整理して、評価する手法に製品ライフサイクルアセスメント(LCA: Life Cycle Assessment)があります。
 製品開発では、これらの理念を反映させたものにすべきです。そして情報の開示により、企業としての環境に対する姿勢を示していくことも大切です。

回答者中小企業診断士 渡辺 英男

関連情報

同テーマの記事を見る 3つのコンテンツから検索ができます!

無料相談のお問い合わせ

電話で無料相談
頑張る中小企業「経営相談ホットライン」
TEL:0570-009111

メールでの相談無料
メール相談

このページの先頭へ

このページの先頭へ