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Q0487.知財経営を行うことで、どのようなビジネス上のメリットがあるのでしょうか。なぜ知財経営が必要なのでしょうか?


Q04872008年7月15日

テーマ:

A. 「知財経営」とは、一言でいえば、「知的財産によって競争力を確保・維持・強化する経営手法」といえます。産業を取り巻く競争力の源泉は大きく変わってきています。異分野や大企業、海外からの市場参入など、品質やコストだけでは維持できない状況がこれからは顕著になると考えられます。このような中で知財経営を実行することは、競合他社の安易な市場参入を抑えて、価格競争に陥ることなく利益率の向上を実現できる大きなメリットになります。

市場の参入を抑えるために、自社の開発した技術や製品を特許など「知的財産権」の形で資産化し、その権利をもって他社の侵害への対抗やライセンス付与など適切な活用により市場での技術的優位性を持つための障壁を形成することが重要です。これをマーケットコントロールと呼び、知財によって市場をコントロールすることによって利益を確保する経営戦略がこれからの新たな競争力の源泉となるのです。また、自社が権利侵害をしたときの迅速かつ適切な対応、他社とのライセンス契約により市場と利益の拡大などのメリットもあげられます。

知財経営では事業戦略・研究開発戦略・知的財産戦略の三位一体の企業戦略を推奨しています。

 【事業戦略】
  新事業参入や他社との提携、競合への対抗や防御

 【研究開発戦略】
  他者の状況把握や自社の立ち位置を把握し、最適な技術開発や製品開発、
  アイデア創出を促す

 【知的財産戦略】
  事業戦略・研究開発戦略に沿って特許などの知的財産権の確立、ノウハウや
  契約といった知的財産の構築・活用を図る

三位一体の企業戦略を推進する重要なポイントは特許調査です。特許調査により自社の技術や他社の技術の棚卸しを行い、特許マップ等にまとめることで、参入障壁となる知的財産が構築できるのかできないのか、競合他社とどのように対抗していくか、技術移転や共同開発などの可能性など、企業戦略の方向性を判断する指標として大きな役割を果たします。

詳しくは特許庁の「中小・ベンチャー企業知的財産マニュアル」を参考にしてください。

[中小企業振興掲載日]2008年7月15日

回答者中小機構中国チーフアドバイザー 桑原 良弘

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