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Q0470.手掛けている環境ビジネスが時流に乗ったこともあり順調に事業拡大が図れています。このごろ周囲の方々から株式公開を目指すべきと勧められるようになりました。公開を目指すことにどのような意味があるのでしょうか?また、公開のメリット・デメリットについて教えて下さい。


Q04702008年3月 7日

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A.わが国では株式公開のことを"公開"や"上場"と言いますが、米国では"ゴーイングパブリック(社会的な存在になる)"というような表現を用いています。公開の本質的な意味を、文字通り社会的な存在になることと捉えているからでしょう。

公開を目指すのであれば、社会的な存在になることに関するメリットや負担をあらかじめ十分考慮した上でその是非を検討することが必要となります。

公開のメリットとしては、第1に資金調達能力の増大が挙げられます。中小企業が必要な資金の調達を図る際には金融市場からの調達が一般的ですが、公開により資本市場からの調達が行えるようになると調達金額や調達方法のバリエーションが飛躍的に広がります。第2には公開による知名度向上が信用力アップにつながり、売上増大や優秀な人材獲得の点で有利に働くことも見逃せません。この他にも、公開準備の過程において経営基盤強化が進むことや、公開による従業員のモチベーションアップや(ストックオプションによる)資産形成、創業者利潤の享受等々といったメリットも考えられます。

これらのことは、会社が享受できるメリットであると同時に、株主や取引先、地域社会の利益にも繋がると考えられています。

一方、公開には相応の負担を伴うことも考慮すべきでしょう。公開企業に求められる企業内容の開示【タイムリーディスクロージャー】に関し、IR等の体制面を含めた対応が必要となることはよく知られていますが、管理部門費や株式実務の負担増は侮れません。また株主の経営関与もある意味ではリスクと成り得ます。さらに、来年度から公開企業には内部統制整備【JSOXへの対応】が義務付けられることとなっており、多くの公開企業で対応に追われている事実もあります。

株式公開を目指すのであれば、是非このメリットや負担を十分に吟味した上でご検討なさるようお勧めいたします。

[中小企業振興掲載日]2007年10月1日

回答者中小機構九州 中小企業・ベンチャー総合支援センター 松尾 靖彦

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