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Q0442.商店街振興組合としてリサイクル活動に取り組みたいと思っていますが、その際のポイントは?

清掃活動を行うと、飲みものの空き容器が非常に多くあります。これらには資源ゴミとして有効活用ができる容器がありますので、商店街振興組合としてリサイクル活動を行おうと思います。どのような方法がありますか?

清掃活動で飲みものの空き容器を回収するのではなく、捨てさせない「ラッキーチケット回収機」を設置している商店街が増えています。空き容器の回収をリサイクル活動の一環として捉え、地域との連帯を深める活動を展開して、商店街の活性化につなげてください。


Q04422016年2月19日

テーマ:

質問の空き缶・PET(ペット)ボトルのリサイクルで有名なものに、東京・早稲田商店会が最初に始めたラッキーチケット回収機という、ゲーム付きの空き缶・ペットボトル回収機を設置したエコステーションがあります。

【エコステーションとは】

ラッキーチケット回収機とは、お客さまがもちこんだ空き缶やペットボトルを投入するとゲームが始まり、当たればラッキーチケット(商店街や地域のお店・企業などの割引券やサービス券)が出てくるものです。

つまり、お客さまはリサイクルでゲームをし、当たればラッキーチケットを手に入れることができます。そのお客さまがラッキーチケットを使いに来店してくれるので、お客さまもラッキーチケットを提供した商店会員も両方が得をし、「楽しくて、お客もお店も儲かるリサイクル」です。

1カ所のエコステーションで、空き缶が12,000から14,000個/月、ペットボトルは4,000個/月が回収されています。早稲田商店街には3カ所のエコステーションがあり、維持管理経費は20万円/月ほどかかっているようです。

捨てられた空き缶・ペットボトルを清掃作業で集めるのではなく、捨てさせない仕組みをつくったうえ、楽しみの要素と資源リサイクルを兼ね備えたこのラッキーチケット回収機は、全国各地に広がっています。

【そのほかのリサイクル活動】

いま各地の商店街では、ご相談の空き缶・ペットボトル以外にも多くのリサイクル運動に取り組んでいます。

一例として神奈川県商店街連合会が、平成15年に県下886商店街を対象に調査した結果が公表されていますので、ご紹介します。

回答のあったリサイクル活動を実施している176商店街の取り組みは、資源ゴミの回収(牛乳パック・トレイ・空き缶・空き瓶・ダンボール・古紙・ペットボトルなど)14.9%、簡易包装の実施11.3%、買い物袋持参の奨励10.0%、フリーマーケットの開催9.2%、分別ゴミ箱の設置8.0%で、今後実施したい活動としては、環境問題に関する従業員への意識啓発、買い物袋持参の奨励、簡易包装の実施、再生紙の利用の順で続いています。

また、これまでリサイクル活動を行った効果としては、「街並みが美しくなった」、「ゴミ処理経費が削減した」、「商店街の活気が出た」、「売り上げ増加につながった」ことなどがあがっており、商店街振興組合としてぜひとも取り組んでいただきたい課題です。

【全国商店街まちづくりサミットについて】

平成11年には、早稲田商店会でのリサイクル運動から「全国リサイクル商店街サミット」が始まり、平成20年「全国商店街まちづくりサミット」と名前を変え、平成24年の安城市大会で14回を数えるまでになりました。

清掃活動は商店街美化のために欠かせない活動ですが、視点を変えてリサイクルの面から見れば、もっと多面的な活動が展開できます。皆様の商店街振興組合でも商店街を活性化する手段として、お客様と一緒に地域との連帯を深めるリサイクル活動を展開してください。

回答者中小企業診断士 秋元 初心

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