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Q0439.商店街施設のバリアフリー化と高齢者対策についてはどのようなものがありますか?

近隣住民に高齢化世帯が多くなり、以前に比べて買い上げ個数が減り、重い商品は敬遠されがちです。このような中で、商店街として高齢者の買い物に役立ち、売上を増やす方法はないでしょうか?

今後さらに増加が見込まれる高齢者のための商店街づくりでは、高齢者が安全に買い物をできるように段差の解消をはじめとしたバリアフリー化、お買い上げ品について宅配サービスの新設など、各個店では買い物をしやすい品揃えや環境づくりが求められています。


Q04392016年2月19日

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65歳以上の人口が国民の25.0%(平成25年9月現在)を占め、今後もますますこの比率が高くなることが予想される中で、皆さまの商店街でも高齢者が買い物をしやすくなるような、ユニバーサルデザインに基づいた町づくりは必要になってきます。

【具体的な取り組みとして】

(1)商店街施設面では、安全に買い物ができる環境づくりをテーマとしたもの
  • 高齢者が安全に歩けるように、放置自転車や店頭陳列をなくして歩道幅の確保を図り、自転車に乗った来街者と接触する危険をなくす。
  • 高齢者の引くカートのタイヤが引っかからないように、段差を解消する。
  • 分かりやすい場所に案内板・トイレを設置し、買い物途中でひと休みできるようなベンチや休憩所を設置したりして、時間を気にせず買い物ができる環境をつくる。
(2)商店街振興組合が実施する付加サービスとしたもの
  • 高齢者は大きな物や重たい商品を買い物したときは、自分でもち帰ることができないので、有料で買い上げ商品をまとめて自宅まで届ける宅配サービスの実施。
  • 買い物に出られない高齢者のために、代わって買い物を行う代行サービス。
  • お年寄りの集まる場所に商品を持って行き、販売を行う移動販売サービス。
(3)各個店では、安心して買い物をしていただくことをテーマとしたもの
  • 高齢者は視力が悪くなってきているので、照明を明るくして商品を見やすくする。
  • 大きな文字で賞味期限などのPOPを表示し、納得して買い物をしてもらう。
  • 家族が少ないので、容量の小さな商品の品揃えを多くし、小口で販売を行うなど、高齢者が買いやすい商品を提供する。
  • 高齢者にとっては商品説明の文字が小さくて読めないことがあるので、新商品については必ず口頭で説明を行い、とくに重要な注意書き部分は拡大コピーを付けるなどの工夫で、誤使用を防ぐ。

これらの、量販店では実施することが困難なきめ細かなサービスを付加することで、不毛な価格競争に巻きこまれず、各個店では固定客づくりに役立ちます。また、高齢者が買い物をする機会や購入個数も増え、商店街全体で売上の増加につながっていきます。

このユニバーサルデザインに基づいた町づくりは、高齢者だけでなく身障者・乳幼児を連れたお母さん方にとっても買い物が便利になることはもちろん、一般の買い物客にとっても利便性の向上につながります。ぜひとも商店街振興組合として取り組んでいただきたい課題の一つです。

この中には、すぐにでも取り組める項目もありますので、できるところから高齢者が安全に安心して買い物ができるような商店街づくりをはじめてください。

回答者中小企業診断士 秋元 初心

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