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Q0438.商店街施設の老朽化対策に活用できる補助制度はありますか?
商店街施設の老朽化が進んでいます。カラー舗道やアーケード・駐車場などハード部分を改装して、消費者の利便性を図り、商店街の活性化を図りたいと思いますが、何か補助制度はありますか?

商店街施設の撤去だけを対象とする補助制度はありませんが、撤去と同時に実施する町づくりについては、各種の補助金が用意されていますので、お役立てください。これらの事業を実施するうえでは、商店街組織の見直しや今後の取り組み、意思疎通がとくに重要となります。

Q04382016年2月19日

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昭和30年代に始まり、40年代の商業近代化計画以降、アーケードの設置は近代化の象徴でした。ところが、このとき建てられたアーケードの多くが老朽化し、維持費が増大する問題が発生し、アーケードを撤去して商店街を開放的な空間にしようとする動きも見られます。
 残念ながらご質問にある、老朽化した商店街施設改修事業のうち、撤去費用のみを補助する制度はありません。ただし、撤去と町づくりを組み合わせた例は各地にあるので、ご紹介いたします。

【北九州市藤田銀天街協同組合】

藤田銀天街協同組合では、1956年に戦後全国で2番目につくられた地元のシンボルとも言えるアーケードを取り外し、江戸時代に宿場町として栄えた歴史を貸して活かし、代官所や人馬継ぎ所・番所など旧長崎街道黒崎宿を偲ばせる史跡や、寺社を活用した町づくりを計画しています。

この町づくり計画の一環として行われるアーケード撤去に関しては、「福岡県商店街環境整備促進費補助金」を活用することができ、県と市・協同組合の三者が撤去費用の3,000万円を負担することが可能になります。

【室蘭浜町商店街振興組合】

室蘭浜町商店街振興組合では、アーケード撤去費用2,200万円について、費用の一部を室蘭市から補助金を受けて実施する予定でしたが、商店街の所有物であるアーケードの撤去に関する補助制度は各行政機関になく、同組合はアーケードの撤去を全額自己負担で実施することを決定しました。

しかし、アーケード撤去後の通りが市道であることから、街路灯の設置などを含めた市道・インフラ整備で市に協力を求め、市側も支援に前向きな姿勢を示しています。

【大分県臼杵市中央通り商店街】

中央通り商店街では、臼杵市の指導でアーケード撤去後の方向性として、周辺の景観との調和を図った整備を進める計画を策定しました。平成12年度から「大分県地域商業魅力アップ総合支援事業」を活用し、平成12年度から16年度で個店外装改修に街並み景観統一整備事業、その間、平成14年度にはアーケード撤去に街並みリニューアル事業などの補助事業の適用を受けました。

【上諏訪商店街振興組合】

上諏訪商店街振興組合では、計画したファサード整備事業が国の「少子高齢化など対応中小商業活性化支援事業」の補助採択を受けたため、平成18年9月中旬から工事に着手し、年度内にアーケード撤去、ファサード(店舗正面)改修事業を完了させました。

このように、アーケード撤去などに関して補助金はありませんが、中小企業基盤整備機構では、過去の高度化融資の貸付を受けた組合などが施設をリニューアルする際に利用できる、集積区域整備事業(商店街の改造)・共同施設事業などの高度化融資制度を用意しています。

回答者中小企業診断士 秋元 初心

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