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Q0433.商店街組合として一体感をつくり出すよい方法を教えてください。
昔と違い、家族ぐるみのつき合いができなくなってきており、商店街組合の会員間の関係が良好ではなくなってきています。商店街組合としての一体感をつくり出すよい方法はありませんか?

商店街の活性化のためには、一体感の醸成が必要ですが、これには仕事上でのつき合いだけではなく、日常的なつながりも重要な要素となってきます。商店街のおかみさんたちが主体となって、商店街としての一体感をつくり出しているものに「おかみさん会」があります。

Q04332016年3月15日

テーマ:他社との連携

【日常的なつながりが大切】

山形県での調査では、商店街の中に経営者が居住していない商店は58%もあり、とくに40歳未満の商店主の7割以上、創業年数が短くなるほどその比率は高くなっています。ご質問のように、商店街が仕事の場になってしまい、家族ぐるみのつき合いが少なくなっているのが見てとれます。

商店街の活性化のためには、会員間の一体感の醸成が必要ですが、これには仕事上でのつき合いだけではなく、日常的なつながりも重要な要素となってきます。

青年部や婦人部のように、年齢が近い会員が集まって部会活動を活発に行うことや、家族ぐるみで各種レクレーションを行うことによって、コミュニケーションを図っている商店街も多いようですが、なかには仲良し団体というのではなく、目的意識をもった商店街活動を通して、一体感をつくっている取り組みの一つに、「おかみさん会」があります。

【浅草おかみさん会】

昭和43年「斜陽の街浅草」と言われた街で、「愛するこの自分たちの街を何とかしよう」と商店街のおかみさんたち20人が立ち上がり、「浅草おかみさん会」が発足しました。

最初は浅草の案内図板づくりからはじめ、次いで保育園の開設、浅草サンバカーニバルの開催、2階建てバスの運行、ニューオーリンズジャズの公演、浅草観光振袖学院の開校など30年にわたり、浅草のまちづくりに関する助言や提言を続けています。

会長の冨永照子さんは「町おこしを錦の御旗に、幅広い人脈をつくり、活かすことが重要。最初のリスクを背負い込むのをおそれず、いいことは真似し合ってほしい」、「町づくりは体に資本をかけ、リスクを背負って立ち上がる人がいるかにかかっている」と述べています。

この活動に刺激され、現在では全国各地に150ものおかみさん会が発足し、「全国商店街おかみさんサミット」も開催され、平成19年の松本大会で15回目を数えるまでに発展しています。

【京都府東舞鶴地区八島商店街】

本商店街のおかみさん会は、平成17年度「意欲的商業者グループ支援事業(魅力的店舗づくり事業)」の助成対象になりました。

平成3年に「ダメでもともと、とりあえずやってみよう。お金は後からついてくる。」の精神で創設し、最初は主婦・20歳代の男女、高齢者を対象に消費者懇談会を行い、この中から消費者の声の重要性を知り、閉店時間の延長、ベンチの設置、商店街マップの作成などを行い、さらにマップを活用したPRを京都・大阪・神戸で実施しました。

いまでは地元の特徴を活かした「赤れんが倉庫群キーホルダー」、「自衛隊人形キーホルダー」、「岸壁の母手ぬぐい」の開発、地元の伝統を活かした賑わい創出事業まで行っています。

また、新たに空き店舗を利用し、地域の人たちとのつどいの場として「いっぷく亭」の運営をはじめ、さらに着物のリフォームやおもちゃの修理、家具のメンテナンスなど、皆の特技を活かせる展開をしていきたいと意欲的です。

会員同士のコミュニケーションがうまくいっていると思う商店街は、地域型で40%、近隣型で39%であり、これらのうち60%の商店街が繁栄していると答えています。一方、コミュニケーションがとれていない商店街では、繁栄していると回答を寄せた比率が14%と少なくなっています。

みなさまの商店街でも、おかみさんや若手経営者の力を活用して、相互のコミュニケーションをうまくとり、繁盛商店街の仲間入りをしてください。

回答者中小企業診断士 秋元 初心

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