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Q0429.商店街振興組合役員の役務負担を軽減するよい方法があれば教えてください。
商店街振興組合の活動が停滞した結果、リーダーばかりに時間や責任などの負担がかかるようになって、リーダーのなり手がいなくなってきました。そこで、リーダーの役務負担を軽減するよい方法があれば教えてください。

運営が順調に進んでいる商店街組合に共通しているのは、優れたリーダーの存在と役員間のチームワークのよさであり、そこでは役員間の仕事の分担も有効に機能しています。また、計画的にリーダー候補となる後継者を養成することも必要となります。

Q04292016年3月15日

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組合活動が停滞をはじめると、ご質問にあるように悪循環にはまってしまいます。一方、運営が順調に進んでいる商店街組合に共通しているのは、優れたリーダーの存在と役員間のチームワークのよさであり、そこでは役員間の仕事の分担も有効に機能しています。

【会長職の忙しさ、評価の低さを改善する】

会長の仕事は各種行事の実施や参加、行政からの参加要請、来賓として招待される行事、慶弔などにより、本来の仕事である方針の設定や意思決定の時間がとれずにいることも忙しい一因となっています。

この時間の問題に関しては、会長が何でも決定するのではなく、会長の行う仕事の分散化を図ることです。そのためには、副会長や担当役員の仕事分担を明確にして、責任をもたせてください。これと合わせて、役員経験者を世話役にして、相談や時間が取れないときのワンポイントリリーフで役立ってもらうことも有効でしょう。

また、役職のステータスを高めて社会的評価を得られるようにすることが、会長を引き継ぐ際の重要な動機付けにもなります。加えてできることなら、役員は無料奉仕ではなく、謝礼を払うようにすることも経済的な負担を軽減することになります。

【組織内部の意思疎通が図られずに、会長の負担が大きい】

これに関しては、役員が集まりやすい環境をつくり、常にコミュニケーションをとることに尽きます。

一例として「道後温泉婦人部会」では、皆がゆっくりと集まれるように会議の時間を夜の10時から翌日の2時までとし、皆が一品の食べ物を持ち寄って会議を行っています。

井戸端会議的な要素が入ることもあるようですが、ここでとことん話し合うことで、コミュニケーションを図ることができ、新しい取り組みが生まれ実行されています。

このように役員会議を堅苦しい義務として考えるのではなく、生活のローテーションの中に楽しい会議を組み入れるなど、ユニークな時間の使い方には参考になる点があります。

【会長自らが実践する】

会長は、商店街活動の中で、個店ではできない地域商業活動のおもしろさとその意義を参加者に伝え、他人の喜びを自分の喜びとすることを体感させます。そして、多くの会員にさまざまな活動のリーダーとして経験を積んでもらい、その活動に新人の参加を求め、参加者の役割分担を明確にして、若手にやる気を出させる仕組みをつくることです。

また、商店街以外の組織との連携を深め、異なる視点からの意見を柔軟に取り込み、商店街活動の中に活かすことで、商店街運営の活性化を図るプランを立案してください。

【後継者を育成する】

役職経験者を多くつくり、彼らに商店街活動を学ばせ、人をまとめていく難しさを理解させると同時に、活動を通じて多くの人に商店街に対する愛着をもってもらいましょう。その中からリーダーとしての資質をもった人材を発掘し、後継者として育てていきましょう。

役員たちは活動の筋道を考え、実際の活動の味付けに関しては若手に権限の委譲を行い、リーダー候補となる人材に経験を積ませる試みを早くから計画的に行うことが重要です。

これら人材育成・役員の若手への交代の準備として、イベントの実行委員を毎年替えて、ドンドン若手に世代交代をしている組合もあります。

商店街組合に参加する会員が商店街に愛着をもち、組合役員の仕事分担が明確にされ、執行権限をもつようになると、会長職も意思決定を行う仕事となり、それをみて後継者も育ち、組合運動がよいサイクルに変わり、活動も活性化していきます。そこまでガンバってください。

回答者中小企業診断士 秋元 初心

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