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Q0367.店舗の改装を決定する際の注意点について教えてください。
食品スーパーマーケットを経営していますが、近くに新しいスーパーマーケットができ、客足が鈍ってきています。自店がひどく老朽化して見えるので、改装が必要なのではないかと考えていますが、その間に逃げてしまった客足が戻ってくるか心配です。改装を決定する際に検討しなければならないことを教えてください。

中小企業の場合には、改装の投資費用対効果をよく見極める必要があります。まず客足が鈍っている原因や、競合のスーパーマーケットと比較した際の優位点を明確にすること、コストをかけずに店舗イメージを向上させるための方策を検討してみてください。

Q03672016年3月17日

テーマ:宣伝・販促

改装などの設備投資には、多額の費用がかかります。大型のスーパーマーケットであれば、改装後の売り上げ増加分でその費用を回収できるかもしれませんが、中小企業の場合にはその投資費用対効果をよく見極める必要があります。

また、その改装の期間は営業をすることができなくなります。とくに、スーパーマーケットで取り扱っている商品は、食料品や生活必需品がほとんどであるため、その営業を休止している期間中、お客さまは必ずほかの店舗に足を運んでいることになります。改装によって十分に魅力が創り出せればよいのですが、逆にほかの店舗にお客さまを取られたままになってしまう可能性もあります。

【改装の検討には戦略的な視点が必要】

そのため、まず客足が鈍っている原因や、競合のスーパーマーケットと比較し何が問題なのかの要因分析をすることが必要になります。もしかすると、お客さまの足が遠のいている原因が品揃えや価格、サービスなどにあるかもしれません。また、競合のスーパーマーケットとお客さまの棲み分けができている場合には、改装のみが競合店対策ではない可能性もあります。

そのためにも、現在のお客さまの意見や動向、売上状況(POSデータの売上情報)などをもとに、現状の問題点をしっかりと把握してください。さらに、競合他店との違いや優位点を明確にし、その点をお客さまに明確に伝えることができているか確認してみましょう。改装などの設備投資にしても、商品の品揃えや販売促進策にしても、すべて企業としての成長目標や競合店と比較した際の自店の優位点などの戦略的な視点に基づき検討する必要があります。決して行きあたりばったりで検討すべき課題ではない点に注意してください。

【コストをかけずに店舗イメージを向上させるために】

店舗の状況にもよりますが、主に顧客の視線から考えると外装、廊下などの汚れなどに目が行くものです。さらに、店舗イメージを低下させる原因は、その施設や設備自体の老朽化よりも、店舗の清掃面や清潔感のなさにある場合が多く見られます。

そのため、改装のみにこだわるのではなく、自店の5S「整理・整頓・清潔・清掃・躾」への取り組みを見直してみるとよいでしょう。毎日店舗にいると、どうしてもきれいではない状況が当たり前になってしまったり、清掃の箇所を見落としてしまったりします。そのため、毎日の清掃に力を入れるだけでなく、外部のメンテナンスを定期的に導入することも検討してみてください。

さらに、照明の清掃、取替えなどを行い、照明の効果を最大限に活用することも効果的です。照明は、店舗の明るいイメージや品物の魅力を高めるための重要な要素となります。蛍光灯が汚れていないか、明るさが落ちていないか、必要な箇所に必要な照明が施されているか、定期的に必ず確認するようにしてください。これらの取り組みを行うだけでも、お客様が貴店に抱くイメージは違ってくるはずです。

【定期的な改装を行うためには】

ただし、小売業や飲食店の場合には、定期的な改装を避けて通ることはできません。この場合に必要なのは、企業としての中長期計画や設備投資計画です。5?10年ごとに店舗の内外を改装するためには、改装などの必要性に迫られたときだけではなく、中長期的な視点に基づき資金計画を作成する必要があります。その際に必要な資金を確保するためには、毎期の利益や減価償却費などを社内に留保し、その設備投資資金を社内でまかなうことを目指すとよいでしょう。また、借入を活用する場合には、どの金融機関からどのように借入するのか、返済はどのように行うのか、国や都道府県の低利融資などの施策を活用できないかを検討してみてください。

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