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Q0329.海外品が台頭する金型産業で、中小企業が生き残る方策は?
プレス部品の中小金型製造業を経営していますが、安価な海外品に対抗するためのよいアドバイスがありましたら教えてください。

日本の金型産業は世界一の技術水準を誇っています。長年の実績で培われた技術をいかにユーザーのニーズにマッチさせるか、貴社を取り巻く内外の経営環境を分析し、最善策を見つけ出しましょう。ポイントは、「相手と同じ土俵で相撲を取らない」ことです。

Q03292016年3月 8日

テーマ:経営ビジョン・相談

日本の金型産業は、技術的には世界一の水準にあると言われ、これまで製造業の多様なニーズに応え、その国際競争力を牽引してきました。しかし、経済のグローバル化に伴い、国内の製造業者が海外に生産拠点を移転したため、国内の金型市場の規模は縮小してきました。

また、海外の金型メーカーの技術力向上およびコミュニケーション能力の向上により、それまで日本から輸出していた金型も現地で調達されています。金型産業を取り巻く環境は大きく変化しており、わが国の金型メーカーは、従来の事業運営を見直さなければならない局面に立たされています。

そこで、大きな観点からの金型ビジネスの生き残り策を、次のとおり示します。その上で、貴社としての生き残り具体策を考えてください。

表1 金型ビジネスの生き残り方策

表1 金型ビジネスの生き残り方策

【中小メーカーが生き残る方向性】

このような環境下で、貴社のような中小金型メーカーが業界で生き残る方向性を要素別に考えてみたいと思います。

(1)納期の短縮

自動車・電機産業など主要ユーザーでは、開発期間の短縮に努めており、金型メーカーに対しても金型を短納期で製作することを要求しています。それに対応するため、金型メーカーは、ユーザーとの関係強化によって製品開発・設計段階から参加することで、ユーザーの開発プロセスに深くかかわって、金型づくりの専門家としての立場からさまざまな提案を行い、短納期で納入することが可能となります。

(2)ITの利活用

海外メーカーとの競争に対抗するためには、CAD/CAMが重要なツールです。また、これからは2次元で表現するのではなく3次元を使って設計、解析およびプログラミングを行うことにより、ヒト・モノのコスト削減、納期短縮を目指すことが重要です。

(3)加工の高度化

金型製品の加工は複雑化する一方です。国内の金型産業にしかできない高度な加工技術があるからこそ、仕事は減ってもなくならないのが現状です。金型メーカーは、それぞれ得意分野を保有しています。この得意分野に特化して、資源を集中することが必要です。また、それぞれの得意分野を保有したメーカーが連携を組んで、ユーザーニーズに対応することも生き残りの方策と思われます。

以上、海外金型メーカーに対抗するための国内メーカーの今後の方向性について考えてみました。あくまでも、貴社の強みを活かしてユーザーニーズを絞り込み、経営資源をうまく活用することを考えてみてください。

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