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Q0281.ボランタリー・チェーンの特徴と加入手続きについて教えてください。
ボランタリー・チェーンの小売店を見かけますが、どのような特徴があるのでしょうか。また、加入の手続きについても教えてください。

ボランタリー・チェーンは、同じ目的をもった小売店などと組織化し目的共同体を結成し、大型店などに対して対抗していこうとする団体をいいます。ボランタリー・チェーンのメリットとして、仕入価格、情報システム費用などの低減化、効率的な流通システムによる商品ロスの低減などがあげられます。ボランタリー・チェーン加入にあたっては、事前に一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会に相談するとよいでしょう。

Q02812016年3月 4日

テーマ:他社との連携

【ボランタリー・チェーンの加盟店の特徴】

ボランタリー・チェーンとは、自店の継続的繁栄を実現するために、同じ目的をもった小売店などと組織化し、目的共同体を結成して、大型店などに対し、共同仕入することにより少しでも有利に戦っていこうとしている団体をいいます。

小売店の機能(業務)は、一般に経営計画の策定、業態と品揃えの決定、売価の決定、従業員の教育、仕入れ、陳列、販売促進活動、接客など多岐にわたりますが、ボランタリー・チェーンは、これらの小売店の機能の中で、陳列、販売促進活動、接客などの販売に関する業務を加盟店が行い、そのほかの業務は本部が代行して行います。

したがって、ボランタリー・チェーンに加盟した小売店(加盟店)は、一般小売店に比べて下記のような特徴をもつことになります。

  1. 商品の仕入れはボランタリー・チェーン本部が一括して行いますので、仕入れ価格が低下するうえに品揃えが充実し、売れ筋商品の確保が可能になります。また、加盟店は仕入れに要する手間と時間を大幅に削減できますので、販売に全力投球できます。
  2. チェーン本部のPB(プライベートブランド)商品の開発などにより、競合店との差別化が図れます。
  3. 商品のライフサイクルが短縮化している現在、商品の販売機会ロス、値引きロス、廃棄ロスの低減は、小売店にとって重要な課題です。ボランタリー・チェーン本部の効率的な発注・物流システムを活用することによって、加盟店は商品のロス率を低く抑えることができます。
  4. ボランタリー・チェーンに加盟すると、POSシステムなどの情報システムが低価格で導入でき、売れ筋・死に筋商品情報や単品別・客層別・時間帯別のデータ分析などの活用ができます。
  5. ボランタリー・チェーン本部は、メーカーや仕入先などから幅広い情報を集めて、年間の販売プロモーション計画や販売促進物(チラシ、DM、TV宣伝)を制作しますので、加盟店は一般小売店より魅力のある販売促進活動ができます。
  6. ボランタリー・チェーン本部の指導員(スーパーバイザー)が定期的に加盟店を巡回し、業界情報・競合店情報・商品情報などの幅広い情報の提供や、経営上の問題点の発見と改善の指導、企業経営に不可欠な長期経営計画の策定指導を行います。
  7. ボランタリー・チェーン本部は、加盟店の経営者、従業員、パート向けの教育研修プログラムを所有しています。その内容も、オーナーのマネジメント研修、税務・財務会計の研修、パソコン研修、商品部門別の研修、POP広告の作成、陳列手法、国内外の店舗視察、自己啓発研修など多岐にわたっています。加盟店はこれらの研修に無料、もしくは安い費用で参加できます。

【ボランタリー・チェーンの加入手続き】

小売店がボランタリー・チェーンに加盟する場合は、加盟申込書に営業の実態を表した営業経歴書、店舗の登記簿謄本、決算書(過去2〜3ヵ年)などの必要書類を添付して、ボランタリー・チェーン本部に申し込みます。ボランタリー・チェーン本部は、提出された書類に基づき小売店の実態調査、商圏調査、信用調査を行い、承諾の可否を決定します。

小売店は、加盟が承諾されるとボランタリー・チェーン本部と加盟契約、商品取引基本契約などの契約を締結し、出資金、入会金、保証金、会費などを納めます。加盟契約を締結した後は、チェーンシステムを修得するための研修を受け、店頭部分や内・外装などを標準店舗(標準化の度合いは、各ボランタリー・チェーン本部によって異なります)に改装して、加盟店として正式にオープンします。

ボランタリー・チェーンに加盟しようとお考えの場合、本部の経営状況や活動内容(商品活動、受発注・物流システム、リテールサポート活動など)の説明を受けるとともに、既存加盟店や直営店を訪問して、その実態を自分の眼で直接確かめることが重要です。

なお、ボランタリー・チェーンを推進している一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会に事前に相談することをお勧めします。

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