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Q0231.経営基盤を強化するキャッシュフロー経営とは?
「キャッシュフロー経営」とは、どのような内容なのでしょうか。また、当社は、従業員が少ない小規模企業ですが、導入の必要があるのでしょうか?

キャッシュフロー経営とは、利益以外にも現金収支を重視した経営管理を行い、会社が実際に使えるお金をどうやって増やすかを考える経営です。これにより、経営基盤強化や利害関係者の信頼確保が図られます。小規模企業であっても導入することが、今後の経営に必ず役立ちます。

Q02312016年2月19日

テーマ:会計

キャッシュフローとは、現金収支のことです。これは何も新しい経営手法ではなく、これまで中小企業においても、売掛金・受取手形・買掛金・支払手形・借入金返済などの決済をベースに行ってきた資金繰り管理とほぼ同様の考え方の手法です。「勘定合って銭足らず」、「利益は出ているのに、なぜ現金がないのか?」というケースがあるように、決算書上は利益が出ていても、キャッシュフローがマイナスで、資金繰りがつかない場合には、黒字倒産ということも起こり得るわけです。

キャッシュフロー経営とは、利益以外にも現金収支を重視した経営管理を行い、会社が実際に使えるお金をどうやって増やすかを考える経営です。さらに、これを株主や銀行など内外にも開示して、経営を強化しようとするものです。

【キャッシュフローの改善策】

キャッシュフローは、営業活動・投資活動・財務活動の3つに分けられ、これらのキャッシュフローの増減を合計したものが、現預金の増減に一致します。

中小企業の場合には、営業活動によるキャッシュフローの改善に重点をおくことが有効です。具体例としては、売掛債権の早期回収、在庫圧縮や遊休資産の処分、仕入債務など流動負債の長期化や資本の充実によって、キャッシュフローを増加させる方法などがあげられます。

【キャッシュフロー経営の必要性】

小規模企業にとっても銀行などに融資の申し込みを行う場合、決算書のほかに当面の資金繰り表やキャッシュフロー計算書などの財務情報を積極的に開示することが、信用の強化になると思われます。

【中小企業の会計制度】

 中小企業庁では、平成14年に「中小企業の会計に関する研究会」を立ち上げて、専門家などを集め、中小企業に適合した会計制度について議論を重ねてきました。そして、平成17年に「中小企業の会計に関する指針」を発表しました。これらの会計基準は、中小企業の望ましい会計処理のあり方について示したものであり、決して義務化されたものではありません。しかし、中小企業会計の基準に沿った会計処理を行うことで、会計の透明性が担保され、金融機関からの信頼を勝ち取ることが可能です。

中小企業庁のホームページでは、会計に関するさまざまなパンフレットやツールが提供されており、その中では「中小企業の会計に関する指針」を活用したキャッシュフロー計算書の作成方法なども紹介されています。ぜひ関連情報欄のURLを参照されることをお勧めいたします。

いまからでも決して遅くはありません。ぜひ、キャッシュフロー経営に取り組んでみてはいかがでしょうか。

回答者中小企業政策研究会

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