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Q0229.工場の将来像や投資計画を考えたいのですが、アドバイスをお願いします。
食品加工メーカーです。長年にわたり工場の増改築を繰り返してきましたが、その場しのぎであることが多く、工場全体の効率性に問題があります。老朽化している建物も多いのですが、工場の将来像や投資計画を考えられる人材も社内にはいないので、アドバイスをお願いします。

検討項目を洗い出し、必要であれば外部人材を登用して、マスタープランを作成し、投資案の客観的評価を行い、財務状況を勘案したうえで緊急度・重要度の高いものから実行していきましょう。投資効果の測定と、マスタープランの見直しも重要です。

Q02292016年2月19日

テーマ:製造・設備

工場の増改築にはそれなりの資金も必要となり、また、一般にそう頻繁に行うものでもないため、メーカーの経営者は毎回頭を悩まされる問題です。

さて、一口に工場の再構築といっても、目的や資金的な余裕などにより、そのやり方はさまざまです。工場の再構築を行おうとする時に考慮すべきものとしては、主に以下のようなものがあります。

  1. 事業ビジョン
  2. 生産品目の特性
  3. ヒト(従業員・出入業者・顧客)やモノの動線
  4. 物流効率化
  5. 近隣・環境への配慮
  6. 安全性(耐震性など)
  7. 適法性
  8. 税制上の優位性・補助金など

これらについては、自社において考えることも重要ですが、専門性が高いものも多く、一般に中小企業においては、社内にこれらのことに精通する人材が不足していることが多いので、外部のコンサルタントや設計事務所などとパートナーシップを組み、中長期的なマスタープランを作成することをお勧めします。外部の目を活用することにより、社内で検討しているだけでは出てこなかった新たな問題点や必要性を認識できることもあります。一度作成したマスタープランは、もちろん事業環境の変化により、変更を余儀なくされることもあるかとは思いますが、そのときの拡張が何を目的としているのか、事業の成長により、将来的に工場をどのような形にしたいのかなどを明確にするうえでも有効です。

中長期的なマスタープランを作成したうえで、優先度・緊急度・重要度・資金事情などを考慮したうえ具体的な投資案を作成・評価し、少しずつ計画を実行していけば、次の目標が見えてきたり、プランの見直しを行ったり、従業員や株主への説明に役立ったりするなど、リスクを最小限にすることができる可能性が高まります。

ここまでの流れをフロー図にすると、図1のようになります。

図1 工場再構築フロー図
図1 工場再構築フロー図

また、食品加工メーカーということはHACCP(Hazard Analysis Critical Control Points:従来の抜き取り検査に加え、原料の入荷から製造・出荷までのすべてのプロセスにおいて、重要管理点をチェックして、不良製品の出荷を防止する管理手法のこと)対応の設備投資についても気になりますが、必ずしも設備投資が必要とは限りません。これは経営戦略です。納品先が大手スーパーやデパートである場合は、優先順位が高くなります。

回答者中小企業政策研究会

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