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Q0164.横ばいの業績を向上させるためには、どうすればよいでしょうか?

都内でブティックを5店舗営んでいる会社です。会社の業績は横ばいで、いまは何とかなっております。しかし、将来のことを考えると、このままでよいものか悩んでしまいます。また、現在の業績に関しても、工夫次第でもっと伸びるのではといつも感じています。何かよいアドバイスをお願いします。

まず社長一人で頑張らずに、従業員の能力をいかに100%引き出すかということが重要な鍵となります。従業員が「本気を出して働いてくれるような会社」にするためには、「会社がよくなれば、従業員の生活もよくなるという図式を具体的に示す」ことも一つの方法です。


Q01642016年2月19日

テーマ:経営ビジョン・相談

【会社の業績は、社長と従業員が一体となって創るものです】

ご質問のケースについてですが、会社の内部の状態が詳しく分からないので、次のような一般的な例をご紹介いたします。

ある会社の会議で、社長が「あと5年後に、会社の業績をいまの2倍にする」と宣言したところ、従業員からはまったく反応がありませんでした。このときの従業員の胸中は、「会社が儲かっても、自分の生活がよくなる保証はない。そのための残業や休日出勤はバカらしい」というものであったことが、後日分かりました。

また、別の社長は「会社の業績が思わしくなく、どうしたら会社を存続させられるのか」ということを本当に真剣に日夜考えており、新製品開発から売込みまで、すべて自分で積極的に動き回っていました。しかし、なかなか成果が現れなかったそうです。

会社はヒトの集まりです。非常に簡単に言えば、社長と従業員の集まりです。社長だけが頑張って、従業員が乗っかるという図式ではありません。昔から「三人寄れば、文殊の知恵」という諺があります。社長1人の知恵よりも、従業員2人を加えて考えた知恵の方が、よいアイデアが生まれてくるでしょう。

会社の業績は、社長と従業員とでつくるものです。いかにして従業員を巻き込むか、すなわち、従業員に社長と同じくらい会社のことを考えてもらうようにするためには、どうしたらよいのかを、次にご説明します。

【従業員にビジョンを示して、納得が得られるようにしましょう】

会社の業績は、社長と従業員でつくるものです。裏を返せば、従業員が会社の業績を伸ばしたいと考えてくれるようになれば、社長にとっては「百人力」になるでしょう。では、どうすれば従業員が会社の業績を伸ばしたいと思ってくれるのでしょうか。

前出の社長の話では、「会社が儲かっても、自分の生活がよくなる保証なんてない」という、従業員の愚痴でした。社長から見たら言語道断と思われるかもしれませんが、従業員にとってはすごく当たり前のことなのです。社長の頭の中では、「会社の業績がよくなれば、会社も安泰になり、従業員の生活もよくなる」と思いがちなのですが、従業員にはどういう仕組みで自分の生活がよくなるのか分からないのです。

朝礼などを利用して「会社の業績がよくなったら、皆さんの生活もこういう仕組みでよくなる」と具体的に説明することが効果的かもしれません。ブティック業態ならば、たとえば、「今期○○円以上利益が上がったら、業績手当を出す」などと具体的に約束することも時には有効です。

「会社の売上がいまの倍になったら、わが社の従業員は何人にして、人件費の総額はいくらにしたい。そうするとみなさんの給料は、現在の1.○倍に増える」などと具体的な道筋を示すことが必要なときもあります。

また、給料のことばかり話さなくてもいいのです。「会社の業績が上がったら、会社をこういう風にして、そこで働くみなさんの生活をこんな感じにしたい」とビジョンを少し具体的に示してあげるとよいでしょう。

従業員を巻き込んで、彼らの潜在能力を発揮させることが、会社の潜在能力の発揮につながります。そのためには、社長が考えていることをある程度のレベルまで従業員と共有していくとよいでしょう。

ただし、従業員に伝えなくてもよいこともありますし、腹を割って話したけれども全然前向きに考えてくれない従業員もいるかもしれませんので、その辺もご注意ください。さらに、できない約束はしないこと、約束したことは必ず守ることなど、注意すべき点もありますので、留意してください。

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