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Q0155.パート従業員の効果的な活用方法について教えてください。
当社は、工場でパート従業員を多く採用していますが、パート従業員だからと積極的に働いてくれない者もいます。パート従業員のやる気を出させるために、会社はどのようなことをすればよいのでしょうか?

パート従業員のやる気を高めるには、正社員との均衡処遇を図っていくことが重要です。正社員と共通の処遇制度や正社員への転換制度など、本人のやる気と能力があれば評価される制度を導入することにより、パート従業員の自発的行動を促すことが期待できます。

Q01552016年3月 4日

テーマ:労務一般

パートタイムで働く従業員に能力を発揮させ、活き活きと働いてもらうことは、これからの人材活用の重要なテーマの一つです。パート従業員のモチベーションを高め、いかに戦力化していくかが、企業の成長の鍵となります。

パート従業員のモチベーションを高める施策としては、

  1. 正社員と共通の処遇制度の導入
  2. パートタイマーを対象とした能力、職務に応じた処遇制度の導入
  3. 正社員への転換制度の導入
  4. 短時間正社員制度の導入
  5. 教育訓練の実施、健康診断、通勤に関する便宜供与の実施

などがあげられます。

【正社員と共通の処遇制度の導入】

職能資格制度を正社員だけに限らず、パート従業員にも導入し、正社員、パート従業員の区別なく、仕事や能力に応じた格付けを設けます。この格付けをもとに、賃金などの処遇が決まります。この制度であれば、同じ等級の正社員、パート従業員の時間あたりの賃金水準はバランスを保つことになり、正社員とパート従業員の均衡処遇を図ることが可能になります。

【パートタイマーを対象とした能力、職務に応じた処遇制度の導入】

パート従業員を対象とした能力評価をし、その能力に応じた格付けを、見習い・一般・エキスパートなどの区分に設定して、区分により賃金などの処遇が決まる制度を導入します。会社が期待する役割を格付けごとに明確にし、昇格の要件を定めることにより、目標とする働き方が明確になるので、パート従業員がやる気をもって働ける環境を整えることができます。

【正社員への転換制度の導入】

パート従業員の人事考課を行い、評価が高い者については、本人の希望があれば筆記試験や役員面接などを経て、正社員に転換させる制度を導入します。本人のやる気次第で、パート従業員から正社員への転換を図れるので、パート従業員のモチベーションを高めることができます。

【短時間正社員制度の導入】

正社員に比べると所定の労働時間は短いものの、有期契約ではなく、時間あたりの基本給が同種の業務に従事する正社員と同等以上である短時間正社員という制度を導入します。正社員として勤務することが、時間的に難しいパート従業員でも、能力が高くやる気があることを評価して、正社員と同様の処遇をすることができる制度です。

【教育訓練の実施、健康診断、通勤に関する便宜供与の実施】

正社員と同様のカリキュラムによる教育訓練の実施や雇入時の健康診断、定期健康診断、人間ドックなどの実施、通勤のための自動車の運行や駐車場の整備などを行います。

これらの施策を組み合わせ、パート従業員のやる気を高め、企業の活力を高めていきましょう。これらの施策を実施した場合には、助成金が支給される場合があります。詳しくは、最寄りのハローワーク、または労働局にお問い合わせください。

回答者社会保険労務士・中小企業診断士 大塚 昌子

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